日田市議会本会議上で 2011.12.10.

 市議を辞めても議会の様子が気にかかる。私と同時期に引退した菅田敏幸氏がHPで市議会本会場での一般質問状況について触れている。私も菅田氏のHP(下記を参照)に掲載されているのと同様の意見を市民から聞く。市職員自身からも議場に緊張感がなくなり、議員の質問に迫力がなくなった、あの程度の質問なら答弁書は必要ないとの声も聞かれる。

 緊張感ある議場を知っている市民・職員から見れば当然の意見だ。今の議員は、過去の緊張感ある議会を知らないものが大半だから仕方がないが、議員としての職務が何かを自覚して議場、各種委員会に望めば、自然とそのことは市民に伝わる筈だから自ずと批判が起こる筈はない。しかし、市民や職員からも同様の意見が聞かれるということは、議場にいる議員、市長、職員も自覚して欲しい。

 

 岩見議員の一般質問のことで議会が1時間半ほど中断したが、固有名詞(特定の企業名)を出して質問したとのことだった。今まで、たびたびこの企業名は登場しているが? 立花議員がパネルを用いて質問したが議長の許可を得てなかったなど、議会運営にも首をかしげる。国会ではパネルを用いて質問する光景が通常となっている。ビジュアルな表示は市民にもよく伝わる。写真の掲示も議長の許可がいるが、このようなことで議長の許可をいちいち取り付ける必要があるのだろうか?そんなことより、単なる要望や質問だけで終わる質問などを議長・副議長は本会議上で注意すべきだ。議場は議論する場である、議論にならない単純な質問や要望は税金の無駄遣いだ。

 それから、議場の緊張感を失わせているものに関連質問の排除がある。従来は、一般質問が全て終わってから、その一般質問関連する簡易な質問が許されていた。しかし、この議論が深まる関連質問を日田市議会は禁止してしまった。自らが議論の府であることを放棄してしまった。

 関連質問の廃止、これは私の在職中の話だが、当時の議会運営員会で決定されてしまった。理由は、「軒先を貸して母屋を取られる」、いわゆる通告した一般質問より、通告なしの関連質問が派手を取るとのことであった。情けない話である。関連質問の意味を理解できない議員で構成された議会運営会では議論にならなかったと聞く。無派閥・無所属議員一人の力では、それを阻止することは出来なかった。

 思えば議会の衰退は、市町村合併の時から崩壊を初めていたのである。

 

前市議、菅田敏幸氏のブログから転載・・・・・・

 議会一般質問を見ていた市民に厳しい意見がある。昨夜、今夜にかけて市民との会合や懇親会があった。その中で話題は現在行われている議会テレビ中継の内容が大半でした。市民曰く、『全体的に元気がない。質問する議員や答弁する執行部についても声が小さく分かりにくい』、『最初の質問、答弁共に原稿を見て話しているが、再質問になると曖昧な質問や答弁になっている』、『答弁する各部長の答弁に元気が全くない。自信がないのか声が小さい。その道、プロであるはずの答弁がすぐに帰ってこない。』

 議員に対してはさらに厳しい意見もある。『勉強不足が見られる。質問するのならもう少し市民の声も聞いて欲しい。一部の声のように取れる部分も多かった。』、『質問項目が多く、どの項目も中途半端になっている。もう少し項目を減らして集中的に質問して欲しい。聞きたい部分が少ない。』などテレビ中継の議会一般質問に厳しい声があることを知ってほしい。

・・・・・・・

  市議会一般質問2日目(2/8)で1時間45分協議のために休憩があった。発端は午前中に質問した岩見議員の質問で不適当な言葉があったということでした。再開して岩見議員が『不適当な言葉があったので取り消しを願いたい』と発言してその動議が成立し、取り消されることになった。しかし、議員や執行部の方々は『どの部分の発言が不適当だったのかは分かるが、テレビを見ている市民は全く分からない。』テレビ中継をしているので、もう少し市民にどの部分が不適当な発言だったという説明をして欲しいとの意見もあった。(私はその時間帯、市民数人と話していた。その場にいた市民が述べていた。)分かりやすい議会になって欲しい。慣例は辞めて開かれた議会になって欲しいとかの意見もあった。

 さらに、前日にあった財津議員の質問でも今朝になって議長から注意があったとか。立花議員が議場に持ち込んでいた説明用のパネルは無断に持ち込んでいたとか。普通はその場で議長が注意するとかすれば、市民もわかりやすいのではないか。今日も居川議員の再質問の時に、通告していない項目まで質問に及んだので、副議長が『その項目は通告がないので・・・・』このように議場で話せば分かり易いことである。議会中継を見ている市民が多い。そのため、市民でも分かり易い開かれた議会改革を望む。井上議長が何処かで言った『議会初日、議会最終日のテレビ中継をしたい』早期実現も望むところである。

日田市議会改革プラン 2011.11.29.

 日田市議会の構成が変わって、新議員らで議会改革に取り組んでいるようだ。

 居川太城議員のブログによると、大鶴振興協議会と互認会との意見交換会で、地元議員の井上明夫議員を招き、・・・引用開始・・・・「議会改革と議会の役割」と題し講演を依頼したようだ。話の内容は、議会改革も日田市議会で進めていく流れで現在、ケーブルテレビによる中継は一般質問のみの放映だが、開会日・閉会日を放送していきたい。
※閉会日は議案等の採決があるため、自分たちの代表である議員の誰がどの議案に賛成か反対かが分かるし、委員会でどのような話し合いをしたかが分かる。
各会派としての意見交換会は行っているが今後は日田市議会全員で行っていきたい。
議会基本条例として議員条例の制定をしていきたい。
今後の可能性や方向性を議会全体で探っていきたいという事ですね。

・・・引用終り・・・・

 議会中継は、現在一般質問だけだ。議案質疑も議会冒頭の提出議案説明や最終日の委員長報告、採決の様子など放映されない。これらを放映することは良いことだ。委員会審議の様子なども一般公開すると、議員や執行部の考え方や力量が明白となり、常に勉強しているものと、していない者が一目で分かるようになる。

 決算審査委員会は、日頃の議員の力量が良く分かる。何も知らない議員は、知らない質問をすると笑われると思い黙っている。何を聞いて良いかわからない議員もいる。語って初めて議員である。

 情報公開の進んでいる地域を見ると、市長の定例記者会見をユースストリームで流しているところがある。これだと、マスコミと同時に情報を共有できる。こうなると、定例議会前の記者会見では、議会に提案する議案の説明も視聴できるから議員と同時に市民も課題に共有できるから非常に良いことだと思う。

 日田市の場合は、上程議案などの情報は新聞が簡易に掲載するのみで、審議の中身も議案に対する議員の言動も分からない。市報を見ても議会だよりをみても、ほとんど結果の表示のみで、内容も審議経過も読み取ることが出来ない内容になっている。

 一般質問・議案質疑の議事録は、日田市のホームページ上で公開されているが、掲示されるのは3ヶ月以上経ってからだ。ネット公開できれば、瞬時に市民は情報を共有できる。しかし、現在の一般質問は、事前に用意した文章を読み上げるだけで再質問も、再々質問も一問一答方式の利点を全く生かし切れていない。議員はもっと技量を上げる必要がある。

 5月からの新市議会構成で、本会議場に緊張感が無くなったと嘆く職員と、楽になって良かったとの、市民が聞けば激怒するような感想が寄せられる。一方、うるさい先輩議員がいなくなって良かったと公言する議員もいる。

 指定管理者の指名決定に関与しようとする複数の市議もいる。もってのほかだ。指定管理者の選定に当たっては、審査委員会に市議会議員も審査委員として名前を連ねていたが、不正が起こる可能性が非常に高くなるので、自ら身を引いた経緯がある。議員としての職分・モラルを持ち合わせない議員がいることは嘆かわしいことだ。議会に対する市民の監視体制を強化する必要がある。

日田市副市長提案先送りに 2011.9.21.

 原田啓介日田市長は、21日の日田市議会最終日に石松雅章氏を副市長する人事案件を提案する予定でしたが、一部の議員に反対の動きがあり、人事案件を10月か11月の臨時議会、または12月定例会に提案するように先送りしました。

 新市長誕生で、早い時期での職員給与見直し、事業仕分けの開始などを期待していた日田市民にとっては、日田市議会に肩透かしを食った形。議長副議長の言う「全会一致の同意」など、市民は全く期待していません。早い時期での日田市の改革を望む市民にとって、過半数で副市長を決定することに異議を唱える市議達のあり方にがっかりです。井上明夫議長には、しっかりとしリーダーシップを発揮するものと期待したのですが。多数決で可決できる重要な議案を先送りしました。市長の任期は4年間、その最初の大事な3ヶ月間の意味を理解できないのでしょう。皆で渡れば怖くないでは困ります。

 3月11日の大震災を契機として日本の進むべき方向が大きく変わろうとしています。この時期に原田市長には、副市長人事案件を今回の定例会の開始早々に提案して日田市の方向性を示し、各種事業に取り組んで貰いたかった市民は多くいます。

 市長のスケジュールを見ると多くの行事等が目白押しです。そうした中で、市政の把握、職員の掌握、職員組合との給与引下げ交渉、各種事業の見直し、新規事業への取り組み、市民からの陳情などを捌いて行かなければいけません。これらをスムーズに進めるための副市長の早期配置は、日田市民の利益に叶うものです。このことを議員には理解して欲しいものです。

 この事が、21日の新聞記事になりました。各紙の紙面を転載しました。

・・・・・毎日新聞朝刊では・・・・・・

日田市:市長、副市長提案見送り 「石松」案に一部反発 /大分

 日田市の原田啓介市長は21日の市議会最終日の副市長人事提案を見送る。臨時議会か12月定例議会に石松雅彰・元副市長(61)を提案する方針。

 7月に初当選した民間出身の原田市長は、総人件費2割カットや事業仕分けなどの公約実現に当たって行政経験不足を補うためにも石松氏に副市長就任を要請。議会開会前日、正副議長に打診した。

 だが、議員の一部が「前市政で副市長を途中退職した」「市長選で原田氏の選対本部長を務めた論功行賞では」などと反発。原田市長は「できるだけ満場一致で」との正副議長の勧めもあり、ひとまず提案を見送った。

 石松氏は市長選で、他に選対責任者の適任者が見つからず、引き受けた経緯がある。原田市長は「石松氏を起用する気持ちに変わりはない」と話す。【楢原義則】

・・・・・・西日本新聞朝刊では・・・・・・・

日田副市長人事の提案見送り

 日田市の原田啓介市長は20日、開会中の9月定例市議会で予定していた副市長選任案の提出を見送ることを明らかにした。一部の議員が人選に反対しているのを考慮した。あらためて臨時議会か12月定例会への提案を目指す。

 原田市長は今月中旬、元市幹部を副市長に選任する議案を、定例会最終日の21日に提案する意向を議会側に打診した。これに対し、議会側が「議員の一部が人選について反対している。人事に関することなので全会一致が望ましい」と、見送りを要請したため、市長も受け入れた。

 副市長人事の決定には、議会の過半数の賛成が必要。一部の議員が反対する背景には、7月の市長選のしこりがあるとみられる。

 原田市長は「副市長は必要だが、もう少し時間をかけた方がいいと判断した」と話した。

=2011/09/21付 西日本新聞朝刊=

 

・・・・・・・・朝日新聞朝刊では・・・・・・・・・・

副市長提案見先送り/日田市長

2011年09月21日

 日田市の原田啓介市長は開会中の市議会9月定例会の最終日(21日)に副市長人事議案の提案を目指していたが、腹案に対する議会各派の動きなどを勘案し「もうしばらく調整が必要」として20日、今回は提案を見送ることを明らかにした。

 原田市長は今後の議会側の対応を見極めた上で、臨時議会か12月議会に提案したい意向だ。(堺謙一郎)

・・・・・・・・大分合同新聞朝刊では・・・・・・・・・

日田市長 副市長人事見送り

 日田市の原田啓介市長は20日までに、空席となっている副市長人事案について、開会中の市議会9月定例会に提案することを見送った。10月以降の臨時議会か12月定例会で提案する方針。

 関係者によると、原田市長は9月定例会で副市長に元市幹部職員を提案する方針を固め、議会と調整を続けていた。しかし、複数の市議が人事案件を見送る意向を伝えたという。

 原田市長は「議会と調整する中でこの結論になった。今後は臨時議会などを通じて提案していきたい」と話している。

 

日田市副市長人事見送りに 2011.09.20.

 原田啓介日田市長は、明日の市議会最終日に副市長人事案を提案する予定であったが、市議会議員の一部の反対があり見送ることになった。原田市長は、行政経験がある人物を井上明夫市議会議長に提案し、議長は各会派代表を通じて議会内の意向を諮るが、保守系の一部議員と組合の支持を受けた議員の会派が同意に至らず「全会一致」での議案通過の見通しは立っていなかった。

 その為、市長としては当初から多数決での決着を目指したが、議会側は議案が提出された場合には、従来の「議員の賛否がはっきりする」起立採決を避け、議会運営委員会で無記名での投票で臨むことに一時決定していた。

 しかし、16日になって井上議長と溝口副議長が急遽市長に面会を求め、「人事案件は全会一致が望ましい」との理由で、今議会最終日に提案される予定であった副市長人事を見送るよう提案。原田市長も正副議長の要請を受け入れ、今議会での提案を見送ることになった。その際、原田市長は正副議長に、再度早い段階での臨時議会での再提案をすることで決着した。

 今回の副市長人事に対する一部議員の反対には、7月の市長選挙戦でのしこりと、行財政改革を目指す市長が行政経験豊かな副市長を配すると、市職員給与引下げに対抗することが難しくなるなどが背景にあると思われる。

明日から日田市議会一般質問 2011.09.06.

000024682201108310-0001.jpg 

 

 7日から日田市議会の一般質問が行なわれます。質問要旨を見ると、市長の選挙公約など市政運営に関するものが多くなっています。原田市長にとっては、初めての市議会ですから当然でしょう。 

 今市議会の注目は、各市議会の各会派代表者会に諮られた副市長人事でしょう。各会派の対応が注目を集めます。現状では、全会一致の賛同を得るのが難しいようです。最終日に上程されて採決される見込みですが、各議員の対応を注視する必要があります。

 

平成23年第三回日田市議会定例会

日程 9 7 日(水)・9 8 日(木)・9 9 日(金)

議席番号 質問者  質問事項

 

1 17 嶋﨑健二 (市政クラブ)

・新市長の市政運営について ・市政執行の基本的な考え ・農林商工観の振興 ・地域振興策 ・選挙公約ほか

 

2 11 立花正典(互認会)

市長の選挙公約の実践について ・選挙公約の実現への取組 ・市長自身の給与 5 つの振興センターの必要性について ・事業仕分けとの整合性、振興センターの費用対効果

 

3  7 古田京太郎(社民クラブ)

市長のマニフェストについて ・市民全員参加の社会づくりの具体的内容 ・市の現状に対する認識 ・総合特区制度の活用ほか ・介護保険制度の諸問題について

 

4  4 樋口文雄(市政クラブ)

市政運営における体制づくりについて ・市の入札制度の在り方について

地元業者の優先 ・公契約に対する考え ・若者の結婚観について

 

5  14 日隈知重(日本共産党)

クンチョウ酒蔵の保存と活用の見直しについて ・豆田地区振興協議会の要望書に対する市長の考えほか ・国保税の申請減免と来年度の国保税の引下げについて ・塚田牧野での大量の堆肥投入について ・福島原発事故原発の「安全神話」の間違い教える学校教育ついて

 

6  21 財津幹雄(互認会)

行財政改革について ・現状の認識 ・政策の企画、立案ほか ・地域経済浮揚策について ・未来を担う青少年の育成について

 

7  2 石橋邦彦(新世ひた)

事業仕分けについて ・取組の内容と意図 ・第三セクターの捉え方 ・河川の水質改善及び三隈川の水量増加協議について ・小中学校の統廃合と耐震化について

 

8  20 松野勝美(公明党)

市長の市政運営について ・防災対策について ・観光振興について ・高齢者運転免許自主返納支援制度について ・高齢者の所在不明問題について

 

9  3 岩見泉哉(互認会)

一人暮らしのお年寄りやお年寄り世帯の市民サービスについて・一人暮らしのお年寄りやお年寄り世帯の様子が見える事業 ・日田材需要拡大緊急対策事業について ・平成24 年度における同様の事業施策案 ・中津日田間地域高規格道路について

 

10 23 飯田茂男(新世ひた)

市政方針について・市長の掲げる「開かれた市政」・酒蔵保存問題の見直しほか ・行財政改革について ・要件設定型一般競争入札の執行と要望について

 

11 15 田邉德子(互認会)

商店街活性化対策について・水郷ひたプレミアム付き商品券・寿通り商店街の空き店舗の活用 ・まちづくり公社及び屋形船の活用について ・大丸・日田展開催について

 

12 22 髙瀬 (社民クラブ)

「脱原発」と再生可能エネルギーへの転換について ・河川の環境整備について ・三隈川の水環境保全と筑後川下流域への影響ほか ・国に対しての地方自治体の財政措置の充実に対する要望について ・市街地活性化対策について

 

13 6 坂本 (公明党)

独居老人への対策について・独居老人世帯の現状・現在までの取組と今後の課題 ・空き家対策について ・市町村合併について

 

14 18 溝口千壽(社民クラブ)

地域情報基盤整備事業について・「KCV」との一元化ほか ・鵜飼い、屋形船について ・電線の高架について ・林業について

 

15 1 大谷敏彰(日本共産党)

屋形船の公有化の白紙について ・総合特区制度を利用した新たな公共の創造について ・介護保険制度の見直し、改善について ・旧桂林公民館跡地の活用について ・「おおいた安心住まい改修支援事業」の活用について

 

16 9 居川太城(互認会)

障がい児支援について・障がい児支援の取組と今後 情報発信のためのIT活用について ・情報発信の現在の取組と今後 ・SNSの活用

 

17 12 権藤清子(日本共産党)

介護施設整備と利用料について・施設不足の現状把握・利用者のサービス料金の負担に対する考え ・中学生までの医療費の無料化について ・公約の実行時期

 

18 13 赤星仁一郎(新世ひた)

日田市の経済状況について・市全体の経済、景気状況の判断 ・総合特区制度への取組について ・地域経済、雇用対策への取組について ・高齢化地域の取組について

 

19 8 森山保人(市政クラブ)

自治基本条例について・現在の取組と市長の基本理念との整合性ほか ・「水郷ひた」のまちづくり評価について ・新たな公共の創造と民間組織の連携について ・市民への情報公開、資料閲覧の場の設置について

原田啓介市長、初市議会で所信表明 2011.08.31.

 31日、第三回日田市議会定例会が開会され、原田啓介市長が初の市議会で所信表明を述べました。

 市議会は6月からクールビズを取り入れており、原田市長は白の半袖カッターシャツ姿です。執行部席は、白一色です。クールビズは良いですね。16年前に市議会議員になり、暑い季節の6月、9月議会はクールビズにすべきだと主張しましたが、議会では正装すべき場所との古い議員の反対で実現できませんでした。

 市議会本会議の初日、議案質疑、本会議最終日の採決の様子もケーブルテレビで放映すべきだと主張しましたが、これまた古い議員の反対で未だに実現できていません。当時聞いた話ですが、議案質疑や、本会議最終日は、共産党議員が主に委員長質問や討論などをするので、共産党の宣伝になる。だから、放映する必要はないと、ケーブルテレビ導入時に決定したそうです。情けない話です。

 また、以前は一般質問の終了時に関連質問ができましたが、原稿用紙を用意して関連質問をする議員が出てきて、「軒先を貸して母屋を取られる」との意見が出され、関連質問は出来ないことになりました。私が議会運営委員会から外れている間に決定されました。

 関連質問のやり方を理解できない議員の問題ですから、議員を注意すれば良いことです。関連質問は、問題点を掘り下げる良い機会なのにこれを放棄するとは、「言論の府」とは呼べません。関連質問も復活すべきです。

 話がそれて議会の内輪話になりましたが、原田市長には公約を一つ一つ実現することを期待します。また、早いペースで事にあたってもらいたいと思います。「鉄は熱いうちに打て」です。

 

・・・・・・・・原田啓介日田市長:所信表明全文・・・・・・

 平成23年第3回日田市議会定例会の開会にあたりまして、議員各位に敬意を表すとともに、市民の皆様方にご挨拶申し上げます。
 
 まず、本年3月11日に発生しました東日本大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 私も、就任前の7月末に、宮城県の石巻市と南三陸町に足を運び、現状を目の当たりにしてまいりました。
 その現場に立ち、被災者の方々の声を聞き「行政の最大の責任は、市民の生命(いのち)と生活(くらし)を守ることだ」と改めて、強く感じた次第でございます。
 
 また、就任後1か月足らずではございますが、市役所各部の所管事項や懸案事項について説明を受け、差し迫った課題が山積していることも実感したところであります。
 改めて、市政を担うことの重さを深く自覚し、これからの4年間、初心を忘れることなく、市政運営に取り組むことを覚悟した次第でございます。
 議員各位、そして広く市民の皆さんのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
 さて、我が国の経済状況を見回しますと、長引く景気低迷、百年に一度といわれるほど大きな「金融危機」「世界同時不況」、少子高齢化に伴う経済の収縮や社会保障問題など、深刻な事態に直面しており、今回の「東日本大震災」の影響、さらに「史上空前の円高」も併せ、輸出・消費の後退、雇用の抑制など、大変厳しい局面を迎えていると認識いたしております。

 一方、これらによる日本全体の減収・減益は、税収の減少にもつながり、国からの交付金や補助金に頼らざるを得ない地方自治体にとって、将来の展望を切り開いていくにはあまりにも厳しく、暗たんたる思いを持つものであります。
 
 このように、現在の日田市を取り巻く状況は大変厳しいといわざるを得ません。
 とりわけ、平成27年度からは、市町村合併による普通交付税の優遇措置が段階的に縮小され、平成32年度には完全に廃止されるため、市の財政状況は激変することが予想されます。

 従いまして、この地方交付税の見通しも含め、「社会保障と税の一体改革」など、国が進める主要な動向を注視し、日田市の当面5か年度における財政推計をまとめることにしており、議会を始め、市民の皆様にもお知らせしたいと考えています。
 
 このような中、小学校等の統廃合による新たな教育環境の整備や豪雨・地震等自然災害に対する防災体制の充実を図らなければならず、今後、多額の財政負担も予想されます。

 特に、教育環境の整備等は重要な局面にあり、教育委員会を始め、関係各位の協力の下、引き続き事業を推進してまいります。

 
 いずれにいたしましても、これらの財政状況を踏まえ、財政運営におきましては、経常収支比率や実質公債費比率など、主要な財政指標の改善に努め、引き続き、財政の健全な運営に取り組んでまいります。
 
 しかしながら、私としては、これらの事を悲観的に捉えるのではなく、時代が大きく変貌する「過渡期」「プロセス」として捉え、この「変貌」を乗り切るため、抜本的な行財政改革と自治改革を進めてまいります。

 そのために、まず取り組みますことは、「体制づくり」です。
 行政改革においては、職員が高い倫理観に基づき、事業仕分け等を活用し、公平かつ公正な職務を遂行できる職場環境を整備するとともに、事務事業の効率化を進めます。

 
 また、市民の方々と共に「自ら治める」自治の観点に立ち、自由かったつに発想し、意見を交わせる「市民会議」を開催いたします。

 
 これらの改革の基本は、情報をオープンにし、市民の目線で推進することであり、「市民にとってどうなのか」という改革になってこそ、初めて意味のあることだと考えております。

 
 しかし、改革を進めるにあたり、効率やコストを重視するあまり、この重要な過渡期に、内向きの狭い視野で舵取りをしていたのでは、将来は開かれません。現実を見、外を見、先を見て、新しい時代への社会を作っていかなければなりません。
 
 夢も希望も持てなくなっては、何のための改革か分かりません。
 無駄な歳出の削減を徹底し、経常費に切り込む努力は続けながらも、新たな雇用の創出や税収増を図るため、経済波及効果を重視した事業や新たな産業を創設していくことも重要なことだと考えます。


 
 特定の人間が考え、行動する時代は終わりました。これからの街づくりには、市民が自ら考え、暮らしの満足度を高めていく主体となり、行政と協働して日田市の未来を創り出す体制を整えることが必要だと考えます。

 
 私は、市民参加型の協働による街づくりを進めるため、以下の3つの重要事項と、5つの基本政策を掲げ、日田市の発展と活性化を目指してまいります。

 
 まず、重点事項の1つ目「市民参加の開かれた市政を」でございます。
 豆田の酒蔵活用の構想と屋形船の公有化などの事業につきましては、いったん白紙に戻すとともに、これまでの行政主導による事業推進を見直し、市民の皆様と話し合いながら、事業を推進してまいります。

 
 次に、2つ目の「将来を見据えた行財政改革を」でございます。
 これからの少子高齢化社会に対応するため、行財政改革を推進していきます。とりわけ、今議会に提案いたします特別職の給料削減や事務事業の見直しに取り組みながら、総人件費の抑制に努め、財政支出について抜本的に見直してまいります。

 
 最後に、3つ目の「情報格差の是正を」でございます。
 現在、市が運営していますケーブルテレビの「水郷TV」と、市内中心部をエリアとして民間で運営しています「KCV」との一元化を目指し、情報格差の是正に努めてまいります。

 
 また、日田市を活性化するための基本政策として、次の5項目について宣言し、取り組んでまいります。
 
 まず、1つ目「総合特区制度を活用した新たな公共の創造」でございます。
 これは、規制緩和と財政面での支援を組み合わせ、地域活性化を図ることを目的として創設されております、国の総合特区制度を最大限活用し、日田の地域資源に智恵と工夫を重ね、「自給力」と「創富力」を高めて、「地域力」の向上を図ってまいります。

 
 次に、2つ目「地域経済・雇用対策への取組」でございます。
 これは、地域の地場産業やベンチャー企業等のネットワークを体系化するとともに、農林商工連携による地産地消、観光関連の推進を図ってまいります。また、地域産業の育成に不可欠なインフラ整備を進めてまいります。
 
 次に、3つ目「安心して暮らせる福祉と教育の充実」でございます。

 これは、地域の実情を踏まえ、子育て家庭、障がい者や高齢者などの生活弱者といわれる方々が、安心して暮らせる制度を創造し、「絆」を大切にする社会の実現に取り組んでまいります。また、国民健康保険税が、市民の大きな負担とならないよう改善いたします。

 
 次に、4つ目「水郷ひたの水と森づくり」でございます。
 日田の自然を生かした振興政策を進め、自然の豊かさを実感できる循環型社会の構築を目指します。また、豊かできれいな水の日田づくりに取り組んでまいります。

 
 最後に、5つ目「人が、いきいきと輝けるまち日田」でございます。
 日田で生活する誰もが、日田にある素晴らしい場所・文化・歴史・人・モノに誇りを持ち、「人が、いきいきと輝けるまち日田」となるよう、再生してまいります。また、防災体制については、東日本大震災を教訓として見直しを行い、安全・安心のまちづくりを進めてまいります。

 
 3つの重要事項と5つの基本政策を申し上げましたが、これらは、全て一連の事柄として、一体化した政策だと考えております。

 なお、具体的な事業等につきましては、今後の12月議会、3月議会に提案させていただきたいと存じます。
 
 以上、これからの4年間の市政を担当するに当たりまして、所信の一端を述べさせていただきましたが、これ以外の継続的な事業につきましては、早期の完成を目指してまいります。

 
 もとより、街づくりは、行政のみでなし得るものではありません。今後も、議会、市民や経済界を始めとする多様な「主体」と一体となって、「英知と勇気と情熱」を集め、各種施策の推進に努力してまいりたいと考えます。

 
 終わりに、私は、市政の運営に当たり、「市民の市民による市民のための日田市政」の確立を目指し、議員各位並びに市民の皆様の声に十分、耳を傾けながら、着実かつ果敢にその任を果たしていく覚悟でございます。
 
 議員各位並びに市民の皆様のご支援とご協力を切にお願い申し上げ、就任のご挨拶並びに所信表明とさせていただきます。

原田市長、明日から初議会 2011.08.30.

 明日31日から日田市第三回定例市議会が開催されます。原田啓介市長にとっては初の市議会となります。まずは、新市長に就任して、初の市政運営に関しての全般的な表明になるでしょう。既に、報道で行財政改革への取り組みの姿勢を自ら示すために、特別職、市長・副市長の報酬を30%カットし、教育長も15%カットする議案を上程することが明らかになっています。報酬の30%カットは、今までで最大の引き下げ幅です。次にくる、職員給与引き下げに向けての布石でしょうか。 前佐藤市長は、前々大石市長時の職員給与引き下げ5%を0%に戻しています。

 日田市では、従来議案が上程される前に、議案集を市議会議員に配布し、同時に記者クラブへの発表も行ないます。その為、新聞を通して市議会の開始前に、あらかたの内容を知ることができます。他市を見ると、進んだところでは、記者クラブへの発表と同時に、その場面を収録しネットのユーストリームで市民が視聴できるように配慮している市があります。

 日田市でも、議員や記者クラブに発表すると同時に、先のようなシステムを使って市民への周知を行なうことが、これからの時代に必要です。

 日田市議会は、ケーブルテレビを通して一般質問だけしか放映しません。本会議の冒頭の議案説明、一般質問に続く議案質疑、最終日の委員長報告や採決の様子は、庁舎内だけに留まっています。

 これらや委員会の審議の様子も、ケーブルテレビだけでなく、ネットを通じて配信できるシステムの導入が必要です。原田市長には、市民に迅速に情報を公開発信できるシステムの構築を目指して欲しいと思います。

武雄市の市長記者会見の様子・・・・http://www.ustream.tv/recorded/16949239

鹿島市の市長議会前記者会見・・・・http://www.ustream.tv/recorded/16877597

 

 

 

 

 

 

日田市議会、岩澤重夫美術館構想に言及、先にありきか 2011.06.13.

  日田市議会の一般質問に関する西日本新聞の記事です。一時、西日本新聞は市議会議員名をあえて掲載しない方法で記事を作っていましたが、最近は変わってきたようです。今回は、豆田町にある酒蔵に岩澤重夫美術館、記念館、レストラン、物販店などの設置に関する質問が多く出ました。

 5日にパトリア日田で、白紙となった酒蔵美術館構想案の説明会がありましたが、その席上で検討員会の議事録は公開できないのかとの質問があり、市役所の三日以内窓口で請求できるとの回答がありました。早速、日隈市議が議事録を入手し的確な質問をしていました。その事が記事になっています。

 

日田市の岩澤美術館計画「酒蔵に展示」市が発案 根拠の客観性疑問も

 2011年6月14日 西日本新聞 日田玖珠版

 日田市が進める豆田町のクンチョウ酒造への美術館整備計画について、故岩澤重夫氏の絵や遺品を同酒造に展示するアイデアは、市側の発案だったことが13日、定例議会の一般質問で分かった。佐藤陽一市長の諮問機関「岩澤重夫画伯作品保存検討委員会」の議事録を入手した日隈知重(ともしげ)議員(共産党)が質問した。

 佐藤市長は、美術館の場所を同酒造とした根拠の一つに検討委員会の答申を挙げている。委員の同意を得たとはいえ、結果的に市の提案に沿う形になった答申は、客観性に疑問符が付きそうだ

 検討委員会は、岩澤氏の作品などの展示に最適な場所を議論するため、遺族や民間の6人で構成。委員長は横田秀喜・市地域振興部長が務める。

 横田部長の答弁によると、昨年4月の第1回会合では、美術館の候補地として、委員から西国浪漫館跡、岩田屋跡地、学校跡などの案が出たが、クンチョウ酒造案はなかった。だが、5月の第2回会合では、事務局を務める市側が各候補地の問題点を挙げた上で、同酒造を提案したという。委員も了承し、同17日に佐藤市長に答申された。

 日隈市議は「その後の会合では『こうじ菌がいるので、クンチョウは美術館に適さない。天領日田資料館(同市豆田町)ならいい』との意見も出ており、(答申と)矛盾している」と指摘。

 横田部長は「第1回会合で『集客が見込め、岩澤氏の古里である豆田町が望ましい』との意見が出ていた」として、委員の意向を受けた答申だった点を強調。こうじ菌の問題については「作品に与える影響を調べないと分からないし、今後の課題と捉えているので矛盾はない」と反論した。

 一般質問では他に、立花正典議員(互認会)など4人も、同美術館計画を取り上げた。

=2011/06/14付 西日本新聞朝刊=

日田市の観光委託事業 2011.06.16.

000023149日田市第二弾.jpg

市トータルデザイン顧問 河北秀也教授への関連委託事業 

平成21年度事業

・日田市の統一的なイメージ策定のための事前調査

・水郷日田のイメージポスターデザインの作成

・日田玖珠地域振興センターのパッケージデザイン一式作成

・日田場所デザイン大学学長就任

・講演会の実施(4回)

平成21年度予算の内訳 委託料 2,000万円

顧問料575万円 講演会など100万円 ポスターデザイン(撮影料、旅費含む)800万円 パッケージデザイン(事前調査を含む)370万円 成果物作成等60万円 消費税95万円

 

平成22年度予算の内訳 委託料 1,217万円

顧問料(旅費を含む)659万円 ポスターデザイン300万円 ロゴマークデザイン200万円 消費税58万円

平成23年度予算の内訳 989万円

日田トータルデザイン顧問料600万円 旅費56マ万円 水郷日田ブランドマークデザイン86万円 公開費47万円

他に、・隈地区観光再生として三隈川周辺ライトアップ計画 平成22年度委託料200万円 平成23年度設計工事費1,000万円

・「ひた宝さがし」の提案 平成22年度予算450万円 平成23年度予算450万円

 

 

日田市の観光ポスター第二弾 2011.06.16.

000023149hitasi201106.jpg

   

 日田市の観光ポスター第二弾が発表されました。昨年と同様で3種類です。左から大肥川、上津江フィッシングパーク、中津江鯛生スポーツセンターで、各千枚を印刷し、各地に配布するとのこと。製作費は300万円です。

 昨年は、下記のポスターです、左から三隈川、豆田町、小鹿田焼の里。いずれも、制作は日田市のトータルデザイン顧問、河北秀也氏です。

 新聞社の指摘もありましたが、いずれのポスターも場所の説明がなされていません。昨年[、「QRコード」をつけるべきだと執行部に助言しましたが、果たされていません。QRコードから日田市のホームページか、特設ホームページにアクセスできれば、興味を示す人に、即座に多くの情報を提供できます。

 執行部は、ポスターに興味を示せば、自ら調べて日田まで足を運んでくる来ると譲りません。QRコードをポスターに入れ込んでも、全体のバランスに違和感は与えません。デザイナーの意向もあると思いますが、最終決定は、発注主の市に権限があるのですから、受注側に押し返されるとは情けないと思います。

 もっと、しっかりした税金の使い方をすべきです。

 事業費の内訳は、http://www.k-kawasaki.info/2011/06/20110616-3.html

 

000016924日田市第一弾20110616.jpg

 

 

// Content Menu //

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
My Yahoo!に追加

アーカイブ