« 日田市議会一般質問通告締め切り | メイン | 日田天領まつり »

毎日新聞 大分版 地域のニュース

 毎日新聞大分版朝刊に、次のような記事が掲載されました。
 「中皮腫死亡 麻袋付着の石綿原因」
 旧家具製造会社員遺族が労災申請
 日田労基署慎重に調査「速やかに適否判断」

 日田市の旧家具製造会社従業員が、アスベスト(石綿)が原因とみられるがんの一種「悪性中皮腫」のため01年に死亡し、日田労働基準監督署に労災認定を申請していたことが分かった。かつてアスベスト輸入の際に使った「ドンゴロス(麻袋)」を椅子などのスプリング抑えとして再利用していた可能性もあり、同労基署は因果関係を調べている。【楢原義則】

 遺族の相談に乗ってきた川崎邦輔市議は定例市議会一般質問(13~15日)で「アスベスト禍は市民生活のいたるところに潜んでいる」として、市当局にアスベスト全般の健康実態把握や対応策などを促す方針だ。 申請したのは同市**町、****さん(死亡当時61歳)の妻***さん(63)。**さんは応接セットなどの家具製造会社で工場長として企画や新商品開発などを担当。企画室の建物横の焼却炉で、椅子やソファなどで使った材料、木くずなどが燃やされ、絶えず煙に悩まされていたという。
 会社は86年8月に自主廃業し、**さんは別会社に転職。98年ごろ、のど痛みや「きつい」「だるい」と体調を崩した。99年4月、福岡県久留米市の病院で出た診断は「悪性胸膜中皮腫。アスベストが原因。その関係の仕事をしていたのでは」と聞かれた。左肺全摘手術後、同8月に退院、別会社も退社した。入退院を繰り返し、01年3月25日に死亡。昨秋、日田労基署に労災認定を申請した。
 同じ会社に勤めていた**子さんは「たまたまアスベストが付着したドンゴロスの焼却煙が原因としか考えられない。椅子などのスプリングを抑える下張りとして多く使われた」と推測。その裁断、固定作業をしていた当時の同僚も最近、肺がんになったという。
 どんごろすは80年ごろには家具業界から姿を消したが、関心を深める日田労基署は慎重に追跡調査中。「全調査が終わり次第、速やかに労災認定の適否を判断したい」と話す。

ことば ドンゴロス
 インドなどで栽培された黄麻(ジュート)製の丈夫な袋。豆類やこめなどを入れ、これ自体は無害。だが、アスベストもこれに入れて輸入され、昨年以降、港湾動労者や運送業界で健康被害がないか調査中。かつての日田家具業界には、山口県下関市の業者が納入していた。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 毎日新聞 大分版 地域のニュース

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.k-kawasaki.info/mt/mt-tb.cgi/91

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
My Yahoo!に追加

アーカイブ