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ムシ屋さんも上津江で頑張っています。

デジカメを握り散歩するようになって、いろんなものに目が行くようになりました。

勿論、ムシさんにも。

この下の写真は、青森県の西目屋村の世界遺産、

白神山地で撮影したものです。(2007.10.10)

IMG_1069mm.JPG

 

 

 

 

 

 

 

佐々木茂美さんのブログから・・・・・・・・・・・・・・・・

 秋の夜長のムシ屋の楽しみと気がかり
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 温暖化の影響で10月に入っても気温が下がらず、昆虫採集が長く楽しめ

る喜びと環境異変の心配を同時に味わっている今日この頃です。

 今年の個人的話題は何といっても9月に入って、町内の牧草地で珍種の

(*1)ギョウトクテントウが複数頭採れたことです。戦前の1938年に福岡県で

知人の老研究者である行徳直己氏(今もご健在です)が福岡県久留米市

で発見した体長3.5mm前後のテントウムシですが、記録をみると以後、

福岡県の数ヶ所・広島県・島根県・大分県玖珠町・宮崎県などで都合13頭

しか確認されていない種なのです。
 いずれの既採集地でも1~2頭しか採れておらず、今回の場所のように

2桁の採集例はありません。おかげで微小昆虫採集の熱が再燃、温暖化

の恩恵もあって、採集も続行しながらの(*2)標本作りと同定作業に追われ

ている毎日です。

 前回もちょっと触れましたが、最近はデジタルカメラの出現で簡単に(*3)

微小種の撮影もできるようになりました。加えて、(*4)解剖用の極細ピン

セットも安価に手に入るようになって、(*5)体長1~2mmのテントウムシ

の脚も立派にそろえることができます。


 (*6)顕微鏡をのぞきながら、小さな虫の(*7)脚を引っ張り出したり、触角

をそろえたりしながら、続々と出てくる新発見の喜びに震えているムシ屋

の姿は、はたから見れば滑稽でしょうか? 

 でも当人はいたって真面目なのです。

 読者の方々にはとうてい理解できないでしょうね。

 それから、今年は自然環境にまつわる心配な出来事が1つありました。

7月に日田市内の人から「こんな大きなクワガタが我が家に飛んできた」と

持ち込まれた(*8)ヒラタクワガタのセレベス亜種のことです。

 市販されている外国産クワガタで、おそらく飼っていたものが逃げ出した

ものと思われますが、昨今問題になっている「在来種との雑交」の心配を

肌で感じました。
 大量に輸入されている昆虫たちが日本の自然界に逃げ出したら......と

考えるとゾッとします。

それを思うと「1日でも早く在来種の確認調査をしておかねば......」と

私の昆虫採集熱は上がる一方です。

(大分県日田市上津江町在住・昆虫ライター/佐々木 茂美)


(*1) http://www.airbepal.com/big_img06/162301.jpg
(*2) http://www.airbepal.com/big_img06/162302.html
(*3) http://www.airbepal.com/big_img06/162303.jpg
(*4) http://www.airbepal.com/big_img06/162304.jpg
(*5) http://www.airbepal.com/big_img06/162305.jpg
(*6) http://www.airbepal.com/big_img06/162306.jpg
(*7) http://www.airbepal.com/big_img06/162307.jpg
(*8) http://www.airbepal.com/big_img06/162308.html

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