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第二回大分県高等学校再編整備懇話会     2008.1.9

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 9日、第二回目の大分県高等学校再編整備懇話会が、大分県共同庁舎で開かれました。

 今回は、冒頭から不穏な感じでスタートしました。まず、今回の会議を非公開で行うことを座長が提案し、皆さんが同意して報道陣が退去させられました。

 報道陣が退去した後、前日(8日)のOBSの18時のTVニュースで、今日の会議の中身である高校の統廃合の内容が報道されたことに対し、該当高校PTAから抗議の発言が相次ぎました。教育委員会に対する不信の声、謝罪を求める声などが上がりましたが、報道の中身を聞くと全ての内容がそのまま報道された訳では無いようでした。

 県教育委員会としても、小野審議官が抗議の電話したとのことで、誰がリークしたのかなど詮索しても意味がありません。

 本題に入ることを提案し、まずは第一回目の懇話会で出された検討課題に対する方向性についての説明がありました。中高一貫教育の他地区への導入は難しい。地域合同総合制高校の設置導入も難しい。総合学科の導入の検討にあたっては、実情に応じた柔軟な対応が必要である。県の課題である農業政策と農業教育については、県内にバランスよく配置する。適正規模より地域ニーズを優先して欲しいとの要望に対しては、柔軟に対応する。学校の適正規模は、1学級40人で6~8学級(実情により4~8学級)と考える。以上です。

 IMG_7842mm.JPG次に、本日の本題、後期再編整備計画についての素案(たたき台)を、6地域に分けて説明しました。久大地区では、玖珠地区の森高校と玖珠農業高校を統合し、校地は玖珠農業高校という方向で検討。日田林工高校は、地域ニーズに応じた学科のあり方について検討する。

  日田林工高校の場合は、進出企業や地場産業ニーズを踏まえた地域人材を育成するために現在の学科を見直す。

 日田市内の中学校卒業者は今後も減少を続け、平成27年3月には643人となり、前期再編整備が始まった平成18年3月より173人減少することに対応した学科の見直しが必要である。

 現在、日田高校7学級(普通科)、日田林工6学級(林業科・林産工学科・機械科・電気科・建築科・土木科)、日田三隈高校5学級(総合学科)であり、統廃合の対象にはならない。

 

 玖珠地域 玖珠農業高校2学級(生物生産科・食品化学科)、森高校4学級(普通科) 両校を統合する方向で検討する。

 玖珠郡の中学校卒業者は今後も減少を続け、平成27年3月には244人となり、前期再編整備が始まった平成18年3月より65人減少する。生徒・保護者の進路希望状況によると、農業高校を単独校として残すことは難しい。玖珠農業高校の農業施設を有効利用した新設校を設置したい。両校とも多くの生徒が郡内から通学している。

 玖珠農業高校出身中学校別生徒数の割合...玖珠郡内69.4% 日田市内11.2% 由布市内18.4% その他1.0%

 森高校出身中学校別生徒数の割合...玖珠郡内88.7% 日田市内1.9% 由布市内7.9% その他1.5%(平成19年度)

 

その他の地域は、

 中津・宇佐 安心院高校は存続の方向で検討する。(連携型中高一貫教育の継続)

 別府・速見 山香農業高校と日出暘谷高校を統合する方向で検討する。(校地:日出暘谷高校) 別府青山高校と別府羽室台高校を統合の方向で検討する。(校地:別府青山高校)

 大分・由布 由布高校は廃止する方向で検討する。芸術緑丘高校は存続の方向で検討する。大分東高校を学科改編し、普通科に加え農業系の専門学科を設置する方向で検討する。大分南高校に福祉系の学科を設置する方向で検討する。

 臼杵・津久見 野津高校を廃止し、大分南高校に福祉系の学科を設置する方向で検討する。臼杵商業高校、海洋科学高校、津久見高校を統合する方向で検討する。尚、海洋科学高校は現在地で、その分校とする方向で検討する。(校地:津久見高校)

 佐伯 佐伯豊南高校と佐伯鶴岡高校を統合する方向で検討する。(校地:佐伯鶴岡高校)

 

 廃止される方向の由布高校の現状 由布市内の挟間中学校・庄内中学校・湯布院中学校の卒業生375人の進路内訳は、大分市内の県立高校169人(45.1%)、大分市以外の高校等156人(41.6%)、由布高校50人(13.3%)となっており、平成27年度までの卒業生は毎年300人以上で推移するが、大半が市外に進学する状況は変化しないと考える。

 

 廃止される方向の野津高校は、地元中学校からの入学者少ない。その割合は、平成15年17.3%、平成16年6.1%、平成17年10.5%、平成18年18.0%、平成19年16.2% となっており、欠員者も平成17年12人、平成18年13人、平成19年21人である。生徒・保護者の進路希望等から1学年4学級以上を維持するのは難しい状況である。野津高校の出身中学校内訳(1学年~3学年185人)は、大分市48人、豊後大野市35人、野津町37人、旧臼杵市22人、佐伯市21人、津久見市9人、竹田市7人、その他6人となっている。

 

 県教委の資料を見ますと、納得のいく方向付けがなされていますが、新設学科や農業系など教員側の対策が見えてきません。廃校や統合は、少子化や行財政改革の流れの中でどうしようもないものでしょうが。教える側もしっかりして貰わないといけません。日本の教育の中で欠けているものの一つに、「教えるテクニック」が無いと言われています。授業は、各教員の力量に委ねられています。最低ここまでの教える技術・技量は持ち合わせないといけないとの基準がありません。教員の質を高めるための教育委員会の姿勢が改めて問われています。

 

 いずれにしても今回の会議で、懇話会は終了でしたが、二回しか開催しないとの方針に対して、地域別高校再編懇話会の終了後に再度、県の懇話会を開催すること。懇話会のメンバーも地域別懇話会に参加できることを確認して、県教委の指針(たたき台)を認めることを了承しました。

 

地域別懇話会日程

 1月16日13:30  くすまちメルサンホール2階学習室

 1月18日13:30  佐伯総合庁舎4階 大会議室  

 1月21日13:30  臼杵中央公民館1階 中会議室

 1月23日13:30  大分県共同庁舎14階 大会議室  

 1月29日13:30  別府教育事務所3階 大会議室  

 1月31日13:30  中津総合庁舎3階 大会議室  

  

 

 

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