ハクチョウ、鳥インフルエンザで死亡 2008.4.29
遂にやって来ました。鳥インフルエンザの脅威が。秋田県の十和田湖でハクチョウの死骸から検出したウイルスを鶏八羽に接種し、内七羽が一日目で死亡したとのこと。完全に強毒性だと判断できます。通常、検出したウイルスを鶏八羽に接種し、十日以内に六羽以上が死んだ場合に、鶏に対して強毒性と判断されます。
5月2日のTVでも、北海道でハクチョウが鳥インフルエンザ(H5N1型)で死んだとの報道がありました。また、BSでは、韓国の鳥インフルエンザの猛威振りが報道されています。そして、インドネシアでは、人に感染して多数の死亡者が出ています。
今、中国は、チベット問題と北京オリンピックで注目を集めていますが、この鳥インフルエンザが中国で猛威を振るい出したら、北京オリンピックをボイコットするなどでなく、各国選手団は、健康問題で選手派遣を躊躇することになるでしょう。
今年の3月議会で、新型インフルエンザの脅威に対する対応策を質問しましたが、心もとない返事でした。政府も地方自治体も、しっかりした対応を望みます。それと、国内に蔓延しないことを祈るばかりです。
WHO公式発表・・・各国の発病者と死亡者数
小樽市の新型インフルエンザに対する市民へのガイドライン
産経新聞より引用
農水省は28日、秋田県小坂町の十和田湖畔で死亡していたハクチョウ3羽と衰弱した1羽から、H5型の鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。動物衛生研究所(茨城県つくば市)で毒性の強い高病原性のH5N1型かどうかなど、分析をしている。早ければ29日にも判明する。
農水省によると、21日に小坂町から連絡を受け、計4羽を回収していた。死因との関連は不明。
秋田県などによると4羽以外にも、23~26日にも十和田湖畔で死骸(しがい)1羽、衰弱した2羽が見つかっている。周囲に野鳥などの大量死は確認されていない。県は周辺の養鶏農家に鶏舎への野鳥の侵入防止を徹底するよう呼び掛けた。
鳥インフルエンザは本来人には感染しにくいが、近年、東南アジアなどでニワトリから人への感染例が報告されている。そのため厚生労働省は、感染した鳥への接触者らへの健康観察を秋田県に要請した。
国内での鳥インフルエンザは、家禽(かきん)では昨年、宮崎県の養鶏場で渡り鳥を感染源にしたとみられる発生例などがある。野鳥では昨年3月に熊本県でクマタカへの感染が確認された例などがある。
世界保健機関(WHO)は、ウイルスが人から人への感染力を持つ「新型インフルエンザ」に変異した場合の流行を懸念している。
◆大槻公一京都産業大教授(獣医微生物学)の話 「ハクチョウが死んでいることから、強毒型のH5N1型である可能性が高い。ウイルスに感染したカモなどの渡り鳥が日本で越冬し、北帰行の途中、ハクチョウと接触したのかもしれない。家禽で発生していないのは不幸中の幸いで、養鶏業者は防鳥ネットなどの対策を取った方がいい」