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大分県教育委員会不正常態化、現場不信今更

IMG_0362mk.JPG 次々と、県教育委員会の採用・昇進に関する不正が明るみになり、止まるところを知りません。事件発覚以来、電話が入ってきます。あそこの家族が怪しい。どうして難関の養護教員にあの人が。何度も大分県の採用試験に挑戦したが、不合格で他県の教師になった。今回の事件で、納得がいった。大分大学教育学部出身が優先され、両親が教育界の役職にいれば、優先される。口利きがあれば優先される。実際に、声をかけられたが断った。今回は、教育委員会が舞台だが、公務員採用に当たり、いろんな場所で同様の話が出ていた事実。

 警察発表より先に、新聞にいろんな記事が掲載されます。元教育長の口利き証言、前副知事までが口利きに介在していた。事件関係者は、前副知事、県教委、知事部局幹部、県議、市町村教育長、現職教員、PTA関係者など、拡大の一方です。

 市民からの電話の中で、日田市議会の対応を聞いてくる人もいます。実際に係わってきた人が、日田市にいると判明しているわけでもないし。しかし、不正手段で採用された教員が、日田市内々にいる可能性も否定できず、16日の臨時議会終了後に、教育民生委員会に対し、市教委からの現状報告がなされたとのことです。

 平成19年度新採用の日田市配属は、小学校7人、中学校4人。平成20年度新採用配属は、小学校4人、中学校4人、事務職2人となっています。不正採用に該当する教員がいないことを、祈るばかりですが、不正採用が採用数の半数とあっては、言葉を失います。

 日田市では、新採用の教師配置が多くて、以前から問題になっていました。そして、馴れた頃から、大分市内などに戻ってゆく。そのことが、地域の学力の低下の一因につながっているのではないか。また、反対に市内に管理職候補が少なく、市外から問題教師が管理職で配置された例もあり、現場は大変でした。これなどは、少数例でしょうが、「問題にするなら問題にすれば良い。」「簡単には、首にはされない。」と居直る例もありました。

 私も、中学・高校とPTAで係わってきましたが、今まで真面目に頑張ってきた教職員の方まで、同一視される可能性も出てきました。信頼回復には、大変な時間がかかるでしょう。

 問題の不正は、1950年代から行なわれていたとの、元教育長の証言もあり、そうすると既に退職した不正採用の教員もいることになり、すべてが一掃されるまでには、今現場で働いている教員が全員、定年を迎えるまで、本当の正常化は出来ないという、深刻な事態となります。

 こんな記事もありました。現職の教員が、学校長まで勤めた父親に、お前には投資している。採用に関して金銭を使った。と言われて、腰を抜かし救急車で運ばれたと・・・・・・・・・・・・・・・・。

 底は、奥深いものがあります。すべての膿を出すことは不可能な事態です。どういう形で幕引きが引かれるのでしょうか。2年間に亘る不正採用の是正が仮に出来たとしても、それ以前の不正については、時効の問題もあり、すべての解明は無理でしょう。明らかに不可能です。そういったなかでの信頼回復は、すべての教職員が真摯な態度で取り組まないといけません。

 

関連記事引用・・・・

<教員採用汚職>元教育長も合否調整 口利き40年来 大分

7月19日2時31分配信 毎日新聞


 大分県の教員採用汚職事件に絡み、90年代後半から約6年間、県教育長を務めた男性(70)が毎日新聞の取材に対し、教育長在任中に口利きを受けた受験者の合否調整に関与したことを明らかにした。「県教委に入った70年代前半には合格依頼があることを聞いていた」と、約40年前から口利きが横行していたことも証言。組織ぐるみで"コネ採用"を慣習としてきた実態が鮮明になった。【佐藤敬一】

 男性によると、教育長在任中は県議や市町村教委関係者、県幹部などから年間10件程度の合格依頼を受けていた。依頼者の名前は人事担当者に伝え、合否の判定会議の際には、成績順に並んだ受験者リストに、依頼者の名前を受験生の名前の横に書き込んだ。

 2次試験後の合否の判定会議には、教育長、次長(現教育審議監)2人、担当課長、主幹、係長の計6人が出席。ボーダーライン上の受験生の中から合格者を決める場合、口利きがあったことなども合否の判断材料の一つになっていたという。

 点数操作については「していない」と述べ、口利きに絡んだ金品授受は「なかった」と否定した。合否については正式発表前に県議などの仲介者に通知していた。

 男性は「口利きではなく『推薦』と受け止めていた」と釈明した上で「決していいことではなく反省している」と話した。

 男性は教員出身で、高校教員の人事などを所管する県教委教職員2課長(現高校教育課)や教育次長を務めた。男性の後任の教育長は歴代、知事部局の出身者3人が務めており、いずれも口利きによる合否調整については関与を否定している。

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