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不正任用でオンブズマンが告発  2008.09.26

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 「おおいた市民オンブズマン」が26日、大分県教員不正採用事件に絡み、小屋教育長ら5人を地方公務員法容疑で、大分地検に告発状を提出しました。

 先日も「おおいた市民オンブズマン」の告発で警察、検察が動きました。オンブズマンの働きには頭が下がります。おかげで事件の解明が進んでいます。その一方で、裁判所・検察の「口利きリスト」提出拒否は、事件を隠蔽するものです。これ以上の事件の拡大、事件の本質を隠そうとしていることが、ありありと伝わってきます。

 6月14日(土)に、元義務教育課参事他3人が贈収賄容疑で逮捕されるまで、捜査の動きは全く察知されていませんでした。逮捕のきっかけは、金券ショップで換金する姿が注目を浴びたようです。ある時は、金券ショップに現金がなく、後で元義務教育課参事の銀行口座に送金することもあったとのこと。(これで本人確認は容易に) 大分県教育委員会にも全くの「抜き打ち捜査」であり、家宅捜索(15日義務教育課)で押収された「口利きリスト」もそのまま押収されたとの事。これを元にでしょうが、事情聴取された県議会議員も三人。大分県内に多くの「口利き関係者」がいるようです。それも長年に亘って。考えられません。一次試験(500点満点)からの試験結果を公開にしていれば、自己採点で不正は見抜けた筈です。

 最初は、贈収賄事件のみで事件終結だったものが、事情聴取ですべてを話し事件が拡大。別の事件で校長、教頭の出頭があり幕引きが出来なくなりました。審議官の逮捕にしても金額の多少を理由に、不起訴で幕引きを計ろうとしましたが、オンブズマンの働きでこれもできずに逮捕へ。不正者を処罰せずに穏便に収めようとするやり方は、教育界の対する不信だけでなく、司法、行政に対する不信感を増大させます。

 それでなくとも、社会保険庁の年金問題、食糧に対する偽装、不正など、庶民を取り巻く不正の数々は、止まるところを知りません。このような世の中でいいのでしょうか。

 

・・・・・・・・・・・・以下は、毎日新聞からの引用です。・・・・・・・・・・・・・

大分県教委の教員採用汚職:オンブズマンが教育長らを告発--不正任用容疑

 大分県の教員採用汚職事件に絡み、弁護士らで作る「おおいた市民オンブズマン」(永井敬三理事長)は26日、07、08年度教員採用試験で受験者を不正合格させるよう部下に働きかけたなどとして、小矢文則県教委教育長ら5人を地方公務員法違反(不正任用)容疑で、大分地検に告発状を提出した。

 ほかに告発対象となったのは、受験する教え子のリストを県教委教育審議監、富松哲博容疑者(60)=収賄容疑で逮捕=に送っていた元教育審議監で元大分大教授の男性(64)▽元県教委参事、矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で公判中=の長女の不正合格に絡み、元教育審議監、二宮政人被告(62)=収賄罪で公判中=を、矢野被告に紹介していた中学男性教頭(51)▽採用の最終決定権者の前県教育委員長とその前任の県教育委員長。

 告発状などによると、小矢教育長は08年度の教員採用試験で、得点を加点して合格させた受験者を任用するよう企てた疑い。

 永井理事長は「教育長や教育委員会の責任は重い」としている。

毎日新聞 2008年9月27日 西部朝刊

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