« 今年も届きました、幻のりんご「群馬名月」。 | メイン | 早朝の入浴        2008.11.11 »

教育委員の人事案件で臨時議会開催   2008.11.10

2008_11_14 004mk.JPG
 教育委員会の教育委員2名が任期となり、市長から教育委員2名の提案がありました。合原委員(教育長)の再任に対しては、なんらの異議は出ませんでしたが、安岡氏の選任に関して市長に対する質問が相次ぎました。 傍聴席には、日田市連合育友会(小中PTA)の役員ら20人近くの姿が見え、この人事に対する関心の高さが窺えました。

 今年の4月から教育委員には、成人に達しない保護者を入れるように法改正があり、森氏の後任に安岡氏が提案されました。しかし、安岡氏には高校2年生の子供がいるものの、小中学校に通う子供はいないとのこと。

 日田市教育委員会は、義務教育の小学校・中学校を管轄するところであり、国が言う保護者とは、その保護者を指していっていると考えるのが当然と考える6人の議員(室原、矢野、川崎、高瀬、日隈、大谷各議員)から質問が相次ぎました。市長からは、「任命権は市長にあり、文部科学省は、保護者とは成人に達しない者の親で法律に違反していない。」との答弁を繰り返すのみでした。

 議員からの指摘を受けてからしか、教育委員会の委員の的確性に気付かないとは?議長に対しては、「言われてみれば、そう考えることも出来る。次回からはそのようにしたい。」と言い、他の議員の賛同を得ようとしました。「時間が無いから今回はこのままで・・・」では、現場の改善は望めません。2008_11_14 012mk.JPG 今回の議会で、真摯な態度で、教育現場の問題を掘り下げる意思の無さを露呈させました。市長は、8月に市内のホテルであった自分の出身校でない高校同窓会に来賓で出席して、「今、大分県教育委員会の採用・昇進不正問題での富松審議官は、高校の同窓生であり、県庁の同期でもある。彼は真面目な人であり不正をやるような人間でない。この件が解決したら慰労をしてあげたい。」との富松審議官擁護の発言しています。

 大分県は、富松審議官を「休職扱い」にして、6割の給与を払っています。大分県庁の中では、「20万円程度の金品の遣り取りは当たり前」の風潮が跋扈しているようです。これでは、賄賂が横行する魑魅魍魎の世界です。昨日は、大分合同新聞に、富松審議官が数百万円単位の借金を繰り返した事実が報道されました。

 大分県や検察庁は、今回の不正の温床となった県の体質そのものに切り込もうとしません。

 私は、この件に関しての質問もしましたが、市長は無言でした。

 日田市内の学校には、今年の不正採用者が2名いました。不正問題を覆い隠して、「子供達に正しいことをしないといけない。」と教育できるのでしょうか。

 県内の教育委員会は、高校再編問題を抱える、玖珠、竹田が高校生の保護者を教育委員に任命していますが、あとは義務教育に通う保護者を任命しています。今回の日田市で任命された教育委員は4年の任期ですが、途中で子供は高校を卒業し、成人に達し、国の要件を満たさなくなります。

 今回の人事案件は採決で、合原委員の再任は全員賛成、安岡氏の新任案は賛成20人、反対7人で原案が採択されましたが、これで日田市の教育委員会は3年余りの遅れをとることになります。選考基準にも疑問が残ります。これに関しても市長はノーコメントでした。

 子供達は、一日一日が勝負です。もっと子供の教育を真剣に考えていただきたいものです。

 議会の途中で市長の発言に対し、動議も出され審議がストップしました。そうして開かれた議会運営委員会の中では本音が出てきました。後の採決で執行部案賛成に回った議員が、議運のなかで、「本当は反対だが・・・・・」との発言をした2人の議員がいます???・・・・・・・。 どうやら学力テストの問題に関してのようです。本音は反対、建前で議場では賛成、一体全体???です。

関連ブログです。

大分県教育委員会不正問題・「口利きの実態」

大分合同新聞の記事より・富松審議官の公判始まる
富松審議監初公判 全容解明求める声
[2008年11月21日 14:04]配信

 県教委汚職事件で昇進の見返りに元部下から商品券を受け取ったとして、収賄の罪に問われた県教委教育審議監、富松哲博被告(60)の初公判が二十一日午後、大分地裁であった。事件の背景には県教委に組織的な不正の土壌があったことが、一連の裁判の中で断定されたが、その詳細は依然、闇の中。教育関係者らからは、昇進や採用をめぐる不正の全容解明を求める声が上がる。

 起訴状などによると、富松被告は佐伯市内の小中学校長だった元県教委義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で公判中=の昇進に便宜を図った見返りに二十万円分の商品券を受け取ったとされる。
 富松被告は起訴休職中で、現職のまま初公判を迎えた。
 汚職事件をめぐる公判では二人の有罪が確定したほか、五被告の公判が進む。大分地裁は口利きなどの不正について、判決で「県教委が組織的に関与した」と断定したものの、全容は明らかになっていない。
 今年、中学校教員採用試験を受験した県中部の男性(三十代)は「(富松被告は)実名を挙げて実態を話すべきだ。それが県教委幹部としての責務ではないのか」ときっぱり。県西部の小学校臨時講師の男性(三十代)も「本人が知らないうちに加点されて合格したケースがあると聞く。全体像を明らかにするべきではないか」。学校、教員に不信を抱く子どもや保護者は多い。県南部の元小学校長は「教員、OBすべてが口利きをしているように思われている。重要なことを知る立場にあった人間として、正直に話してほしい」とした。
 一方、県教委は「公判で明らかになった事実について必要があれば調査する」(小矢文則教育長)と消極姿勢。実態解明をしないまま、試験制度や教員の人事評価などの改革作業を進めている。
 県教委の男性職員は冷めた口調で「今後の公判でもあまり驚くような話は出ないだろう」と話した。

大分合同新聞の記事より (2008.11.21)
富松審議官の借金
富松審議監きょう初公判 数千万円の借金
[2008年11月21日 09:51]配信

 昇進人事で便宜を図った見返りに元義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)から商品券二十万円分を受け取ったとして、収賄の罪に問われた県教委ナンバー2の教育審議監、富松哲博被告(60)の初公判が二十一日、大分地裁で開かれる。人事を掌握し、教員の不正採用にも深く関与していたとされる富松被告。関係者によると、私生活では数千万円の借金を抱え、その返済と生活費の工面に奔走。旧知の小中学校長や部下から数百万円単位で金を借りることも度々あったという。

 「そんな状況ではない」。十数年来のゴルフ仲間という校長は、ゴルフ会員権の購入を勧めた時の富松被告の言葉を思い出す。金に困った様子で、四年前の休日には富松被告から「学校に来てほしい」と連絡があり、涙ながらに頼まれて二百万円を貸した。返済は毎月、滞りなく続いてきたという。
 富松被告は給料を借金返済などに充て、生活費を工面するのに知り合いを頼っていたらしい。直属の部下だった元義務教育課参事、江藤勝由被告(53)=収賄罪で公判中=からも数百万円を借り、借金の保証人も頼んでいたという。
 「富松被告の立場を考えれば、現場の校長などから多額の金を借りるのは不適切」と、別の校長。収賄事件については「今も信じられない。幹部になり、いろんなところから中元や歳暮などをもらううち、金銭感覚がまひしたのか」と寂しそうにつぶやいた。
 富松被告は矢野被告から受け取った商品券について「あいさつ名目」と、わいろ性を一貫して否認。ゴルフバッグの購入などに使ったという。

大分県教員採用試験関連書き込みサイト
結構真面目な意見が書き込まれていますが、
例によってHPアドレスにはエロサイトがリンクされていますが、
気にしないで下さい。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 教育委員の人事案件で臨時議会開催   2008.11.10

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.k-kawasaki.info/mt/mt-tb.cgi/1117

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
My Yahoo!に追加

アーカイブ