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日田市大山町農協不正噴出 2009.7.28

2009_07_11 408mk.JPG 28日一村一品で名前を馳せた大山町農協に公正取引委員会の立ち入り検査が入り、これをきっかけに、他の不正問題も報道され農協の体質が問われています。「木の花ガルデン」に農産物を出荷している農家に対して、他のテナントに対する農産物の出荷規制をしているとして、再び不公正な取引法違反での検査が入りました。このことは、初めてのことではありません。「木の花ガルデン」に出荷する農家が、「日田市民生協」に出荷した際にも農家に圧力をかけて注意されています。また、五馬台開発計画でも不正が行われています。このことは、以前から一部で指摘されていました。

 このような農協を舞台にした不正融資に係わる事件は、過去にも前津江農協でも行われ、そのときの負債が合併した日田市農協に持ち込まれました。また、日田市農協でも過去には、S2・・・・・・・・・事件も。

 また、最近では、林業関係団体で、職員による不正が発覚したり、取引による負債が発生したりしています。

・・・・・新聞報道から・・・・・・・・

大分大山町農協 取引農家に圧力か 競合店へ出荷制限 公取委立ち入り

7月29日7時7分配信 西日本新聞

 農協業務に加え、農産物直販・レストラン施設も運営する大分大山町農協(大分県日田市大山町、矢幡欣治組合長)が組合員の農家に対し、競合施設に出荷しないよう強制したとして、公正取引委員会は28日、独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで、農協本所など数カ所を立ち入り検査した。

 大山町農協は日田市や福岡市などで農産物直販・レストラン施設「木の花ガルテン」を経営。

 関係者によると、日田市内では、ミネラルウオーター製造販売の「日田天領水」(日田市)が今年4月に農産物直販・レストラン施設「日田天領水の里・元氣の駅」を建設した。大山町農協は、木の花ガルテンに販売登録している生産者に対し、競合施設である元氣の駅に出荷しないよう要請。「出荷したら、木の花ガルテン内の売り場を小さくするか、取引を停止する」と申し入れて不当に取引を制限した疑いが持たれている。

 6月にあった同農協の定期総会では、矢幡組合長は「近場に(競合施設が)あるからといって、とやかく言う筋合いはないし、(木の花ガルテンに販売登録する生産者も含め)だれが売ろうと構わない」と話していた。

    ×      ×

■大山町農協 説明を拒否

 独禁法違反の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けた大分大山町農協(大分県日田市大山町)は28日、「調査段階でのコメントは差し控える」との矢幡欣治組合長の談話を出しただけで、詳しい説明を拒んだ。全国に名をはせた大分県の「一村一品運動」の発祥地として知られる同農協の閉鎖的な姿勢に、組合員の農家や消費者からは「説明責任を果たすべきだ」との声が上がった。

 同日午前9時半ごろ、公取委関係者7人が農協本所を訪れ、約7時間にわたり検査。農協によると、時折、職員に資料の説明を求めながら、経営する「木の花ガルテン」関係の決算書や理事会議事録など50-60点を持ち帰ったという。

 午後からは、同農協で木の花ガルテンの定期総会が開かれたが、参加者によると、部会役員が「公取委が調査に入ったので組合長は出席できません」と話しただけだったという。50代女性は「みんな聞きたいことも聞けずに、不満がたまった様子だった」と振り返った。

 一方、報道陣が消費者に対する説明を求めても、同農協側は「結果が出るまでは取材に応えられない」と繰り返すばかり。大山町の木の花ガルテンで食事をしていた熊本県合志市の会社員男性(44)は「消費者に説明しないのはおごりでは。好きな店だけに、きちんと説明してほしい」と話した。

    ×      ×

■「梅、クリ植えて」「一村一品」 大分大山町農協

 大分県大山町(現日田市)は山間部で米作の生産性が低いため、1960年代に「梅、クリ植えてハワイへ行こう! 」を合言葉にした農業構造改善運動「NPC運動」を町長で農協組合長だった故矢幡治美氏が提唱。当時の平松守彦県知事による「一村一品運動」の具体的モデルとして注目された。

 90年には農産物直販施設「木の花ガルテン」運営を開始。生産者が自分で値段を決めて管理・販売する方式を導入し、一部にはレストランも併設した。大分、福岡両県に7店を展開、2008年度は約16億8600万円の収益を上げていた。

 09年3月期決算によると、同農協全体の事業収益は約34億6000万円で経常利益は約5000万円、資産額は約80億3100万円。現在の組合員数は640人。

=2009/07/29付 西日本新聞朝刊=

 

 ・・・・・毎日新聞関連記事から・・・・

大分大山町農協:五馬台開発計画、日田市から是正指導も /大分

 ◇農地違法購入、無断伐採

 28日、「木の花ガルテン」出荷者囲い込み問題で公正取引委員会の立ち入り検査が入った日田市大山町の大分大山町農協(矢幡欣治組合長)。同農協は同市天瀬町五馬市で観光農園などを整備する「五馬台開発計画」を進めているが、計画を巡り森林の無断伐採やダミー(替え玉)を使って農地を購入し、市などから是正指導を受けていたことが明らかになった。ガルテン問題で独禁法違反の疑いがあるばかりか、森林法や農地法なども無視する"違法体質"は、批判を浴びそうだ。【楢原義則】

 同農協が6月6日の定期総会に提出した開発計画議案によると、購入面積は14万1762平方メートル(山林13万4499平方メートル、田畑7263平方メートル)。「農村の原風景をつくり出し、都市と農村の交流の場にする」とうたい、矢幡組合長ら執行部は「860万円で入手できた。果樹などを植えて加工場や観光農園化し、利益を組合員に還元する」などと夢を語った。これに対し、組合員から「情報公開と説明を」など反発の声も多く、紛糾した。

 その後、違法性を問う指摘があり、市農業委員会は6月19日、同農協に代わり農地を購入したとされる農協職員から事情聴取した結果、「もう1人(農協理事)と一緒に農協の資金で購入したが、個人名で申請した」ことが判明。農地法第3条(農協の農地取得禁止)や農協法第8条(営利目的の事業禁止)違反として是正指導し、2人は「個人としてきちんと管理する」と約束したという。

 一方、市森林保全課は同農協から聴取し、昨年10月~12月、伐採計画面積6・42ヘクタールのうち2・64ヘクタールのスギなどを無断で伐採し、桜や果樹を植えていたことが判明。森林法第10条(伐採の事前届出)は「知らなかった」と弁明したという。てん末書を出させ事後届出を指示した。

   ◇

 同農協などによると、公取委の立ち入り検査は午前9時半から夕方まで行われ、矢幡組合長らが対応した。矢幡建治管理部長によると、理事会議事録、木の花ガルテン関係(部会を含む)資料など約60点の書類を提出させられたという。木の花ガルテン大山店関係の検査内容や提出書類は不明。矢幡組合長は「公取委の結果が出た段階で記者会見する」とした。

 一方、農協の指導検査を担当する県団体指導・金融課は「法令違反の事実があったかどうか、公取委の判断を見守りたい」とコメントした。

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これらの事に対して、日田市議会経済環境委員会が委員会を開催しました。このことが新聞記事に。

ここにきて、以前から指摘されてきた事が、出てきました。

・・・・・・・・・(毎日新聞から転載)・・・・・・・・・・・・・・・・・

大分大山町農協:違法行為に強い措置、求める声--日田市議会委 /大分

 独禁法違反容疑で揺れる大分大山町農協で新たに判明した違法行為問題などを重視した日田市議会経済環境委(菅田敏幸委員長)は31日、緊急委員会を開き、市当局から事情説明を受けた。市に対しきちんと対処するよう指摘が相次いだ。

 市などが農地法や森林法違反などで是正指導した「五馬台開発計画」。委員はまず「替え玉を使った農協の農地違法購入」「無届け森林伐採」を確認し、「指導よりももっと強い措置を」「コンプライアンス無視の経営体質が問題」などの意見が相次いだ。

 また、農協が計画している「エノキタケ事業の再生計画」。激減傾向の作物を7億3900万円(うち国庫補助50%)かけて年産3000トン体制にする計画だが、農協は6月の定期総会で「市が協力してくれない」と市農林振興部幹部を実名で批判した。

 これに対し、同部は「前年度以来の懸案。全面協力したいが基本の活性化ビジョンを出してこない。また、現在63農家を4戸に集約する方向だが、産地全体の活性化ビジョンでないとパスは厳しい」などと、農協の責任逃れの姿勢を暗に批判。委員から「農協理事や職員、エノキ農家とも盛り上がっていない」との発言もあった。【楢原義則】

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