« 早朝の三隈川、排水管も修理され 2009.9.04 | メイン | 夕方のフライト  2009.8.28 »

全国都市監査研修会二日目、北川正恭氏  2009.8.28

2009_08_27 066mkm.JPG 全監研修会の最後の講演者は、早稲田大学大学院公共経営研究科教授の北川正恭氏です。唐津市であった九州監査でも登場し、今年は二回目の講演を聴くことになりました。切り口は、最高益を上げているキリン(三菱系)とサントリー(非上場)の合併に見られる、未来を見据えたトップリーダーの決断。大銀行のすべての銀行の名前が変わり、市町村合併を通して地方自治体の数が半減。地方選挙では、過去のしがらみを断つ、若い新人候補が現職を破ることが普通に。そして今回の衆議院選挙で政権交代が間違いなく起こる。「気づき」、早く回転させることが求められる。今までの財政の見直し、チェックを。ドミナントロジック、行政は継続の必要、万機公論に決すべし。権力の交代=革命、戦後60年の社会、今までを断絶。過去のしがらみを断ち切って新しい社会を。新しい民主主義。これは、ごく当たり前の結果。パブリックとプライベート。13万人の不登校児、130年の中央集権、上位官庁、働きのあり方が違ってきた。対等協調が必要に。地方交付税の評価を。近代工業国家から「余程の決断」、限界集落の見直し、林業を経済林として見ることの転換、環境林は子供を育てる森林、工業製品の輸出が、海外の木材輸入に。首都圏に3300万人の人間が一極集中。

 中国では、年間5~10万件の暴動が、所得格差を背景に起こっているため、内需シフトへの第二ステージへ。中央政府の景気対策に地方をプラス、100兆円。一日に高速道路5000キロ、鉄鋼生産は5倍、自動車販売台数1位。小松が重機につけているGPSで活動状況を把握。内需中心、GDOの20%。

 アジアの成長が、日本の原動力へ。中国の中間所得層の増加、1995年に1億6千万人から2008年に8億8千万人。インドネシア、借金100%→30%。

 松下幸之助のナショナルが、会社の名称をパナソニックに統一し、アジアのマーケットにシフトを。洗濯機でじゃがいもを洗う、値段は日本の三分の一。資生堂、ユニチャーム(アジアで破竹の勢い)、セコム、イオン、キリン、アサヒ、サントリー、味の素、花王。パンパース(P&G)日本で苦戦。キッコーマン(日本65%、米国35%で利益が半分)、ソースは日本製。上海万博では、1食万円の食事を提供。キリンとサントリーが組まないと世界に出てゆけない、アサヒがどこと組むか?輸出の停滞が不況を、日本企業がどこで。

 ゴールドマンサックスが最高益を。GM,クライスラー、フォードは、終わった会社。マイクロソフト、インテル、グーグル、アップル、アンドロイド(台湾)Iフォーン。

 65歳以上の限界集落、右肩上がりの経済成長、経営資源の配布、選挙の公約、政治家が信頼されない。政党=政策でなく組織・団体の母体。地方と中央の協議会の設置=法定協議会。マニフェスト政権、国民の声が結集。1853年ペリー来航。

 道路予定ー国土交通省への陳情、政府と公共団体、通達が来て支払い。国の直轄事業の負担金廃止。平成維新の最中、住民自治、団体自治、上下主従関係から対等協調の時代になる。地方分権論者として、完全自治体、自治行政権の確立、地方政府、自治財政権の確立、歳入の自由。二元代表制ー執行部は、議会を通さないといけない。執行部提案の議案を否決できないような議会は必要ない。議会は、執行部の追認機関ではいけない。知事と一緒のポスターに収まるような議員は要らない。チェックをしないで地域への利益誘導ではいけない。与党・野党ではなく、市民の代表として、自治立法権の確立。市長の権限が強化され、多数決を得ると大変である。

 今は、インターネット時代。直ぐに情報が発信受信できる。国の財政計画に従っているような長は、部長クラス。中央依存では自治が確立できない。ドミナントロジックを無くす。タックスペイヤー、地方の議会の役割。議会には、立法権がある。63の議会で、議会基本条例。560の議会が検討中。議会権限の強化。三重県では通年議会。

 市議会では、年4回の定例会と1回の臨時議会。議長を1年交代(自分たちの都合で)、議会に、執行部の監視機能を持たせ、二元代表制の確立へ。報告係の議会事務局では困る。議会事務局職員を自分たちでやる。財政課と人事課を廃止する。議会と監査機能の強化が必要である。立ち位置を変えてゆく。市民に対する説明責任。監査の対象ー刑事訴追。申請から提供方へ変更できない。行政・政治不信。二重行政の見直し。2000億円。インターネットの良い使い方。身分保障、モチベーションを高める。PDCA1996年導入、マネジメントサイクル、事務事業評価、プライマリーバランス、土地開発公社、情報公開を前提。地域に報いる政治ー科学的合理性。マニフェストサイクル、事後検証を。

 今回の選挙、マニフェストが選択肢の1位に。

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 全国都市監査研修会二日目、北川正恭氏  2009.8.28

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.k-kawasaki.info/mt/mt-tb.cgi/1531

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
My Yahoo!に追加

アーカイブ