« エコドライブでCO2の削減  2009.11.29 | メイン | 地球温暖化とは???  2009.12.02 »

日田高校定時制創立60周年記念、定時制存亡の危機  2009.11.29

2009_11_29 105mk.JPG 29日午後から日田高校定時制の創立60周年記念として、定時制教育振興大会が日田市中央公民館で開催されました。県下には、日田高校を含めて7校の定時制がありますが、入学者が2年連続して10人以下を割ると募集を停止し廃校になるとの内規があります。平成18年9人、平成19年11人、平成20年10人と、ぎりぎりの推移を見せていますが、今年は、平成21年6人の入学者と一気に10人を割り込み存亡の危機を迎えています。その為、今回の振興大会は、各人ともに挨拶で「定時制の灯を日田から消すな」と、危機突破大会の様相でした。
2009_11_29 113mk.JPG 大会の中での在校生生活体験発表では、74歳の高齢での定時制入学を果たした宮本嗣男(前市議)さんが若い人達との交流で得た体験を披露しました。学校の家庭科で初めて卵焼きの作り方を覚えて、それから毎日自宅で卵焼きを作り、家族を辟易させたこと、顕微鏡で初めてバクテリアを見たこと、若い友人から黒板で授業内容を教えてもらったこと、体育祭での借り物競争などで楽しかったことなど、今までに体験できなかったことを若い人たちと垣根なく過ごせる定時制は、人生にとって素晴らしい学習の場であることを強調しました。

2009_11_29 120mk.JPG 卒業生(平成18年卒)保護者発表では、中学校時代に不登校となり北九州の高校に進学するが、高校でも不登校となったわが子が日田高校に転校してからの体験を母親が発表し場内を感動に誘いました。日田高校に転校する前に、北九州の高校教師から、「息子さんは、転校しても無駄ですよ。」と言われた挙句の転校。しかし、日田高校の定時制の教師は、再び不登校の兆しを見せ、停学処分3回を数えるまでに。その息子に対して日田高校の先生達に何度も優しく接してもらい、「教師嫌い」だった息子が「職員室に入り浸り」に。また、「大検」を自ら目指し税理士目指して専門学校へ進学するまでに。我が子のために家庭崩壊の瀬戸際まで追い込まれたことが嘘だったように変化したこと。今は、日田高校の正門の前を通るたびに、「ありがとうございました」と呟きながら通ることを発表し、「人生のやり直し」ができる定時制の灯を消さないでと訴えました。

  また、記念講演では、顔見知りの株式会社おおやま夢工房取締役支配人、緒方英雄さんが自身での上野ヶ丘高校定時制から大山町役場への就職、そして現在に至るまでの体験を披露しました。特に、パワーポイントを駆使した大山町での事業展開は説得力がありました。大山町役場は、大山町住民の「役」に立つ人がいる「場所」です。国の補助に頼った施策では、豊かさを感じるふるさと作りは出来ない。など、「広報マン拝命」で「広報日本一へ」、松戸市「すぐやる課」への体験入所、OYT(大山町ケーブルテレビ開局)、全国へのアイデアコンクールから、「うめぼしコンクール」へ、定住人口750万人圏のビジネスチャンスなど、まだまだ講演したい内容があったようでしたが、残念ながら時間となりました。

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 日田高校定時制創立60周年記念、定時制存亡の危機  2009.11.29

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.k-kawasaki.info/mt/mt-tb.cgi/1634

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
My Yahoo!に追加

アーカイブ