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日田市議会平成21年12月定例会終了 2009.12.21

 今日は、10時から教育福祉委員会を再会し、保育園に対するヒアリングのあり方など、こども未来室への事情聴取を一時間ほど行い、11時から委員長報告の内容をチェックしました。

 事件議案は、問題点がありませんでしたが、一般会計補正予算案では、学校教育費のうち、校舎や屋内運動場の新増改築事業に関しては、先の三隈中学校の新増改築時に、ミラクル工法を採用し仮設校舎を必要とせずに経費を削減、尚且つ、生徒のクラブ活動にも支障を生じさせることがない画期的な事業を推進した教育委員会でした。しかし、今回の計画概要を聞く限りでは、旧来の無駄の多いい事業推進に逆戻りです。入札方式も課題を抱えたままです。財政の逼迫を理由にする執行部にしては、過大な地元陳情をそのまま受け入れて従前の計画を変更し、大きな計画に変更するなど、残念なことです。その為、各新増改築工事に対して一言づつ指摘事項を提案し委員長報告に入れてもらいました。

 

 請願審査では、請願第8号中学生まで医療費を無料にすることを求める請願」に対して請願のなかにある財源確保のあり方が、今後の「市議会議員定数の減員」の理由とされる等として反対の立場を表明していた飯田・坂本議員(市政クラブ)から、急遽賛成に回りたいとの申し出があり、委員会では全会一致で賛成となりました。先の9月議会で市政クラブは、この議案に対して吉田議員が反対討論までして廃案にした経緯がありました。この事について、21日の本会議場で、矢野議員から「どうして反対から賛成に回ったのか?」「反対していた理由は?」との質問が教育福祉委員長に対して行われました。このことに対して、委員長は具体的な説明を避けました。本会議場でも、全会一致となりました。

 

請願第6号就学前のすべての子どもの教育と幼稚園・保育所の振興に関する請願」に関しては、次 世代育成支援行動計画(後期)策定にも関連するので、慎重詳細な審議を進め、幼稚園、保育園のバランス、保育に欠ける子の数字、待機児童、平成26年のこどもの予想数値の根拠、アンケート調査の内容と計算式の整合性・サンプリングのあり方、県と市の許認可関係と実情、新設保育所に関する県内の状況等の説明を求め、そのなかで次世代育成支援後期計画の数字、表示の仕方に不備あるとことを指摘し計画の素案の改善を求めました。

 紹介議員の井上議員には、請願の説明を委員会で求めました。幼稚園から6名の方が傍聴に来ていました。聴取なかで、こども未来室への事情聴取結果を交えながら質問が飛び交いました。特に、認定こども園の設置がなされれば、幼稚園間のバランス、幼稚園と保育園のバランスが保たれなくなるとの意見に対しては、「公立保育所の取り止め」で定員を配分できると述べました。井上議員と共に紹介議員になった羽野議員は、自治労(市役所)委員長経験者でもあり、聞いていて首を傾げる場面もありました。また、井上議員は、月隈幼稚園の理事であり、地元保育園を経営する門徒総代でもあり関係者から対応に問題があると指摘されています。

 委員会採決では、幼稚園からの請願に対しては、市政クラブ2名と無所属議員1名が賛成の意向をすぐに示しましたが、社民クラブから継続の意見が出て、委員会の採決ルールにのっとり、先に継続の採決をして全会一致で継続となりました。こちらも、本会議場では、これまた異論は出ずに継続審査となりました。本来であれば、どうして継続審査の扱いなのかとの意見が出て当然ですが・・・・・。

・・・・・委員長報告・・・・・

 今回の市議会定例会におきまして、私ども教育福祉委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、審査結果の報告を申し上げます。

最初に、議案第129号社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について申し上げます。

本案は、現下の厳しい経済情勢のもと、厚生年金保険料等の支払いに困窮している事業主等に配慮し、延滞金利率を軽減することを目的とした、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の整備を行うもので、原案のとおり可決すべきものと決しました。


次に、議案第132号 日田市立小学校の設置に 関する条例の一部改正について 及び議案第133号大分県日田市と福岡県うきは市との間の学齢児童及び学齢生徒の教育事務の委託について申し上げます。


両案は、柚木小学校が平成22年度から児童が1名となり、今後も入学児童が見込めないことから、平成21年度をもって閉校し、平成22年度から同校校区児童の教育事務を福岡県うきは市に委託するため、所要の措置を講ずるものであり、やむを得ない措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。


なお、転校する児童には、新しい環境に順応できるよう十分な配慮を行うこと。また、閉校する校舎につきましては、地元に任せるだけでなく、行政としても有効活用について積極的に検討するよう付言いたします。


次に、議案第134号平成21年度日田市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会に審査の付託を受けました部分について申し上げます。


まず、3款1項4目、障害者自立支援費のうち、就労継続支援(B型)給付事業ついては、障がい者に就労や生産活動の機会を提供し、就労に向けた 支援を行うもので、年間延べ利用者数の見込みの増、及び、報酬単価改定による増額補正であります。 今回の報酬単価改定は、運営に対する増額の改定でありますが、就労者に対する更なる支援策についても検討を行うよう要望いたします。また、本事業は、市内において事業者の指定取消しが発生しておりますことから、関係機関との連携を図り事業推進に努めるよう付言いたします。


次に、3款3項1目、児童福祉総務費のうち、子育て応援特別手当(平成21年度版)給付事業 について申し上げます。本事業は、国の政権交代に伴い、事業の中止が決定されたため、その全額を減額するものであります。現在、国においては、新たな子育て支援策の検討がなされているところであります。


日田市においても、「こども・親・地域 共に育ちあう"ひた"のまち」を基本理念とし、平成16年に前期計画として策定された「ひたし子ども育成支援行動計画」の後期計画が、平成22年度を初年度として策定されることになっており、この概要素案について、当委員会に報告があったところであります。審査の中では「策定委員会に提出された、保育園の定員や推計ニーズ量等の数値について、不明確な部分があり、見直しが必要である」「幼稚園に関する事項について、更に充実させるべきである」などの意見があったところであり、計画策定に当たっては、これらの意見を踏まえ慎重を期すことを付言いたします。


次に、4款1項6目、予防接種費のうち、新型インフルエンザワクチン予防接種事業について申し上げます。今回の補正は、新型インフルエンザワクチンの 接種対象者のうち、低所得者に対し、接種費用の全額を補助するものであります。新型インフルエンザにつきましては、今後も強毒性の新型インフルエンザの発生が懸念されておりますことから、引き続き万全の対策を期すことを強く要望いたします。


次に、10款2項3目、学校建設費の咸宜小学校校舎新増改築事業について申し上げます。本事業は、築40年以上を経過した咸宜小学校 校舎の新増改築を平成24年度までに行うものであります。その後、屋内運動場の新増改築、及びプールの改築が予定されており、その事業全体についての説明を徴したところであります。審査の中では、駐車場の設置場所及び体育館の位置・広さについて改善の余地があるのではないかとの意見があったところであります。

 

次に、10款3項3目、南部中学校校舎新増改築事業ついて申し上げます。本事業においては、運動場に仮設校舎を設置する計画となっておりますことから、運動場を使用する部活動等については、支障を来たすことのないよう、十分な配慮を行うことを付言いたします。


次に、同じく学校建設費のうち、東有田中学校 屋内運動場新増改築事業について申し上げます。東有田中学校においては、平成31年以降、生徒が30人前後で推移する見込みであることから、「長期的な財政面を考えたときに、今回建設を行う体育館の広さに問題があるのではないか」との意見があったところであります。


また、咸宜小学校、南部中学校、東有田中学校における工事につきましては、安全対策に万全を期すことを付言し、本案は、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。


次に、議案第135号 平成21年度日田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。今回の補正は、人事院勧告に伴う人件費の減額、高額療養費の補正が主なものであり、本案は、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 


最後に、請願3件について申し上げます。


まず、請願第5号 天瀬公民館の体制強化を求める請願について申し上げます。本請願は、広範な地域に住居が点在し、小学校 7校、中学校2校が設置されている天瀬町において、市町村合併前には7名の職員がかかわっていた公民館体制が、現在は、二つの分館は残されたものの館長1名、主事1名の体制となっており、生涯学習や地域のコミュニティー活動の重要な役割を果たす地区公民館の活動に支障を来たしているため、天瀬公民館の体制強化を求めるものであります。天瀬町は他の地域に比べ、広範な地域と2,000を超える世帯が存在する状況にあり、充実した生涯学習活動を行うためには、体制強化が必要であることから、本請願は全会一致をもって採択すべきものと決しました。


次に、請願第6号就学前のすべての子どもの教育と幼稚園・保育所の振興に関する請願について申し上げます。本請願につきましては、種々議論いたしましたが、現在、市において、保育園の定員増について、各保育園の調査を行い、取りまとめているところでありますことから、いま少し調査研究したいとの意見の一致を見ましたので、引き続き審査いたしたく、閉会中の私ども委員会に継続審査のお願いをいたすものであります。


次に、請願第8号中学生まで医療費を無料にすることを求める請願について申し上げます。本請願は、現在、日田市が実施している児童医療費助成事業を中学生まで拡大し、子育てを行っている世帯の医療費の負担軽減を図ることが主旨であります。少子化の中、今後、子どもを安心して生み育てる環境を拡大することが必要であることから、本請願は、全会一致をもって採択すべきものと決しました。


以上をもちまして、私ども教育福祉委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして審査結果の報告を終わります。

 

教育福祉委員長報告h21-12.doc

・・・・・・・・・・・

他の委員長報告は、以下の通りです。

総務委員長報告H21-12.doc


経済環境委員長報告h21-12.doc


建設委員長報告h21-12.doc


議運委員長報告h21-12.doc

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