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日田古代史フォーラム2010~古代九州の謎に挑む

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日田古代史フォーラムを下記の要領で開催します。昨年から日田古代史シンポジュウム実行委員会を結成し、日田古代史フォーラムを開催すべく頑張ってきました。昨年、九州国立博物館で開催された「古代九州の国宝」展では、展示品のトップに日田から出土した「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡」が展示され、「久津媛と日田の古代を語る会」の提供した「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡」のデジタル復元の画像も一緒に展示されました。

 どうして、日田の地からこのような貴重なものが出土したのでしょうか?日田は、豊臣・徳川の御料地(天領)として栄えてきましたが、それよりも遡ること、古代から九州の中心地だったのでは?天空から九州の地を眺めると、北部九州の主だった平野、北九州、福岡、筑後からの平野の奥まった一点に小さい丸い平野、日田盆地があります。

 その日田盆地の中央を、東から西へ筑紫次郎といわれる大河、筑後川が有明海へと流れています。自然の要塞の中にぽっかりと平野が広がり、大肥川、二串川、小野川、花月川、有田川、玖珠川、大山川、高瀬川、宮田川、串川、小山川などが流れ込み、それらがすべて三隈川に流れ込み、一つの川となり筑後川と名を変えて福岡県との県境を越えます。

 また、筑後平野から見ると日田は「日の昇る」地でもあります。昔の話には、日田は湖であって、その湖に三つの島が浮かんでいたとあり、その水が引いて三つの島が丘として残った。その、三丘を東から日の隈(細線式獣帯鏡出土)、北にあるものを月隈、西にあるを星隈と名づけたとあり、この三丘は現存し、そのすべてに古代の古墳、そして中世の城跡があります。また、星隈の横を流れる三隈川の対岸の石井地区には、隈山と呼ばれる丘があり、ここにも古墳があります。丘の南側には装飾古墳のガランドヤ古墳があります。コチラの隈山が、本来の星隈ではないのかとの説もあります。この隈山の南側の丘陵地には、装飾古墳の穴観音古墳があり、長者原の「原の長者伝説」が残っています。最近出た、児玉圀昭氏の本「鬼の足あと」には、隈についての記述があります。自然の威力、霊的存在を、人間の上(かみ)にある偉大な存在として、「かみ」としての倭言葉をつかったとあり、「かみ」のほかに「おん」「まえ」「くま」を使い、「くま」は、奥まって隠れた場所として「隈」をあてたとあります。

 日の隈の東側には、久津媛(比佐津媛)が住んでいた会所山(よそやま)があります。景行天皇が日田に征伐でなく、行幸した際には、久津媛は神から人の姿に変わり会見したとあります。その会所山の裾の東南には、金銀錯嵌珠龍文鉄鏡の出土したダンワラ古墳があり、その近くには、装飾古墳の法恩寺山古墳群があります。

 また、月隈の北側には、高速道路建設にともなって現れた小迫辻原遺跡があり、吉野ヶ里を凌ぐと言われている環濠集落があり、日本最古の豪族居館跡といわれる遺跡は、1996年10月31日に国の史跡となっています。ここには、旧石器時代から中世までの複合遺跡があります。

 この小迫辻原遺跡の西側には、前方後円墳の朝日天神山古墳群、天満古墳群といわれる県の史跡があり、水晶製の三輪玉が発見されています。

 この遺跡の南側には、弥生文化を受容した吹上遺跡があり、鉄剣、銅か、ゴウホウラ製貝などが出土し、相当の一族が存在した形跡が窺えます。

 日田と言う地名の意味、日は太陽、田は畦などを作り耕作する田で、どちらも神聖な文字とされています。北部九州の奥津城「日田」。「ひたむきに」は「日田向きに」。「ひたかくし」は「日田隠し」ではと、新井信介さんは言っています。 神聖な文字「日」と「田」で表された地域。戦前から考古学者の間で言われてきたことは、「どうしてか分からないが、日田からは貴重な埋蔵物が出土する」不思議な地域だ。だから、金銀錯嵌珠龍文鉄鏡、金錯鉄帯鉤なども出土するのです。邪馬台国・卑弥呼との係わりも当然でしょう。

日田古代史フォーラム2010開催要領

題  目   「古代九州の謎に挑む~日田の鉄鏡がひも解く古代九州の歴史~」


開催日  平成22年2月11日(木)[建国記念日]
時間    午後1:00~4:50
入場料  1000円
場所   パトリアひた(小ホール)(約350席)


主催   日田古代史シンポジウム実行委員会


共催   久津媛と日田の古代を語る会 ・ ゆるっとカフェ


協力   九州国立博物館・日田市教育委員会・梓書院


後援  日田市・日田観光協会・日田商工会議所・日田旅館組合 西日本新聞・大分合同新聞・朝日新聞・毎日新聞・読売新聞 日田KCV・地元新聞・三芳地区振興協議会・日田考古学同好会 ・小迫辻原遺跡研究会

 
協賛 サッポロビール・三和酒類・クンチョウ酒造・老松酒造・ 角の井酒造

  講  師 
安本 美典 氏(文学博士・季刊「邪馬台国」編集責任者。「邪馬台国の会」主宰。)
苅谷 俊介 氏(俳優・日本考古学協会会員)
赤司 善彦 氏(九州国立博物館・展示課長)
河野 一隆 氏(九州国立博物館・文化交流展示室長)

日  程  13:00~13:10 開会・主催者・来賓あいさつ
       13:10~13:40 研究発表 九州国立博物館 河野 一隆 氏
       13:45~14:30 基調講演 安本 美典 氏
       14:40~15:10 対談 登壇者:苅谷 俊介 氏・赤司 善彦 氏
       15:15~16:50 シンポジウム  「鉄鏡の謎と古代版まちづくり」

問い合わせ先 大分県日田市中央1丁目1-11原田ビル1F ゆるっとカフェ(中央市街地まちづくり支援事業)
連絡先 TEL/FAX 0973-24-5133 (相良)

シンポジウム実行委員用掲示板(パスワード)

 

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