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青い目の人形パレード  2010.2.15

2010.02.15 084mk.JPG 天領日田お雛祭り開会式典と三隈幼稚園主催の青い目の人形パレードに招待され日田駅まで出かけましたが、生憎の雨でパレードは中止に。皆さん、日田駅前から三隈幼稚園に移動して、園内のホールでお雛まつりの開会式典とパレードの行事を行いました。
 青い目の人形とは、大正時代の中頃から日米の空気が険悪となり、それを心配した親日家の牧師、シドニー・ルイス・ギューリック博士が、日本のひな祭りの時に、雛人形とアメリカの人形を一緒に飾ってもらい、人形を通して友好を深めようとしました。その人形を送るために、全米で寄付を募り48州270万人の浄財で約1万2千体の人形を購入し、1927年(昭和2年)に船荷で横浜に入港しました。

 これらの人形すべてに名前が付けられ、手縫いの洋服にパスポートも所有し、船のチケットや、その他に米国の生活様式を伝えるアルバムを所持していました。海を渡ってきた青い目の人形は、盛大な歓迎を受け配布の応募が殺到するなか、大分県に182体、そのうち5体が日田市に配布されました。そして、3月3日に日田駅から今の福岡銀行の東側までパレードし、青い目の人形の歓迎式典が行われました。

 この米国からの贈り物に対して、日本では女児一人一銭の寄付を全国から募り260万人が応募し、答礼の人形として高価な市松人形58体がアメリカに贈られました。(現在アメリカでは44体が現存)

 しかし、1941年(昭和16年)日米間で太平洋戦争が始まり青い目の人形は、敵国視され多くの人形は壊されます。そうした中、「人形にはつみは無い」と茶箱に隠された2体の人形が、三隈幼稚園の人形です。一体の人形の名前は、キャロリン・ベーカー(米国オハイオ州出身 Carolyn Becker USA Ohio Sharonville)パスポート所持。もう一体は、名前、出身地不明です。現在、全国で約340体、九州で14体、大分県で4体が残っています。

 青い目の人形のパレードは、今回で4回目で、天領日田お雛まつりは第27回を数えます。

 パレードでは人力車も用意されましたが、これも園内に持ち込まれ雰囲気を体験する園児もいました。また、保護者には甘酒、甘酒を飲めない園児にはカルピスが振舞われました。また、園児には可愛いお内裏様とお雛様が背合わせになったお菓子の入った人形が配られました。

 青い目の人形は、2月15日から3月28日まで原次郎左衛門家にて展示されます。

青い目の人形ホームページ・・・http://www.edu.ipa.go.jp/mirrors/aoime/ 青い目の人形全国の保存施設一覧・・・http://www.footandtoy.jp/japanesemap.html

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青い目の人形(大正10年)

青い目をした お人形は  アメリカ生れの セルロイド

日本の港へ ついたとき  いっぱい涙を 浮かべてた

わたしはことばが わからない  迷子になったら なんとしょう

やさしい日本の 嬢ちゃんよ 仲よく遊んで やっとくれ 仲よく遊んで やっとくれ

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