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日田市議会 教育福祉委員会委員長報告 2010.3.23.

2010.03.14 132mkm.JPG 23日の本会議場での委員長報告です。教育福祉委員会終盤では、全会一致で認可外(無認可)保育園、幼稚園型認定こども園の施設整備費補助金2,600万円の減額修正案が可決されました。しかし、予想通りに市政クラブの議員一人が、再び修正案に反対した為に、多数を持って修正案が成立となりました。原案賛成の意見を聞きましたが、待機児童がいるなどとする、事実誤認による理由でした。現在、160人の定員増をした保育園で、定員不足をきたしている保育園も出ています。行政の言うことを鵜呑みにする議員の存在には、改めて閉口させられます。

 総務委員会でも、市役所職員の再任用制度が多数を持って原案が否決されるなど、通常では考えられない結末を迎えました。予備費の問題でも、日頃の議員の勉強不足を露呈する羽目になりました。しかし、両案共に多数を持って原案が成立となりました。社民クラブと市政クラブの連携でしょうか?一方に賛成し、もう一方に反対し、バランスを取る議員も出る始末でした。

 画像は、認定こども園問題の本会議場での佐藤市長の発言内容が、事実に基づくものではないとして、発言内容に対する抗議文書を佐藤陽一市長に朗読し、手渡す佐藤里代日田市民間保育園連盟会長です。佐藤市長は、民間保育園連盟が認定こども園の協議に乗らなかったことを、今回の無認可型保育所の設置の根拠にしていますが、そのことが事実でない事を、教育福祉委員会の審議過程で日田市子ども未来室の藤原朱美室長が明らかにしました。

 また、23日の本会議場でも、矢野議員がした高瀬敏明委員長への質問で、再度市長の言うことが嘘であることが明確になりました。市長は、過去において自らが言ったことについて平気で「記憶に無い」などと否定します。昨年は、日田市土地開発公社の理事会で佐藤市長自らからと室原基樹理事との遣り取りを録音したテープを、熊谷室長に命じて抹消した事実もあります。

http://www.k-kawasaki.info/2010/03/2010318.html

 

・・・・・・委員長報告・・・・・・

 今回の市議会定例会におきまして、私ども教育福祉委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、審査結果の報告を申し上げます。

 まず、議案第4号 咸宜園教育研究センターの設置及び管理に関する条例の制定につきまして申し上げます。本案は、咸宜園や廣瀬淡窓等に関する調査研究 及び関係資料の収集、公開等を行うことにより、その理解を深め、宜風の浸透を図ることをもって、教育、学術や文化の向上に寄与することを目的として 咸宜園教育研究センターを設置するに当たり、所要の事項を定めるものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、廣瀬淡窓の教育理念や魅力について、内外に情報発信を行うとともに、散逸した資料の収集に努め、学校教育、生涯学習につながるよう付言いたします。また、他の日田市の先哲についても資料収集を 行い、広く研究を行うよう申し添えます。

 次に、議案第12号 日田市保育の実施に関する条例の一部改正につきまして申し上げます。本案は、児童福祉法等の一部を改正する法律の 施行に伴い、所要の規定の整備を行うものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、議案第13号 日田市立保育園の指定管理者による管理に関する条例の一部改正につきまして申し上げます。
本案は、市立保育園の指定管理者の候補者を選定する際に、あらかじめ意見聴取が必要な指定 管理者選定委員会について、選定事務 及び 保育園経理の合理化を図るため、所要の措置を講ずるものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、保育園の定員見直しについては、公立保育園においても増員を考えるべきではないかとの意見があったところであります。

 次に、議案第14号 日田市老人福祉施設の設置 及び管理に関する条例の一部改正につきまして申し上げます。本案は、日田市老人福祉センターについて、施設整備の状況に応じたものとすること 及び 日田市津江老人福祉センターについて、指定管理者に管理させるに当たり利用料金制を導入するため、所要の措置を講ずるもので、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第30号 日田市老人福祉施設の指定管理者の指定について申し上げます。本案は、日田市津江老人福祉センターの管理を 行わせる指定管理者を日田市社会福祉協議会に行わせるため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、議案第34号 日田市鯛生スポーツセンターの指定管理者の指定について申し上げます。本案も、先に述べました法の規定に基づき、日田市鯛生スポーツセンターの指定管理者の指定について議会の議決を求めるもので、指定管理者を財団法人中津江村地球財団とするものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第49号 平成22年度日田市一般会計予算のうち、当委員会に審査の付託を受けました部分について申し上げます。まず、3款2項3目 在宅福祉費のうち軽度生活援助につきまして申し上げます。本事業は、平成22年度から1時間当たりの委託基準額1,500円を1,900円に改定することに伴い、利用者負担額が、1時間当たり300円から380円と増加するため「利用者負担の軽減が必要ではないか」との意見があったところであります。

 次に、援護を要する高齢者の宿泊施設につきまして申し上げます。先日、札幌市のグループホームで、入居者7名が焼死するという痛ましい 火災が発生しておりますことから、今一度、施設の点検を行い、安全対策に万全を期すよう要望いたします。次に、3款3項1目 児童福祉総務費のうち障害児保育事業につきまして申し上げます。本事業では、発達障害のある子供が対象となっていないことから、「市として受け入れに向けた取組が必要である」との意見があったところであります。

 次に、同じく児童福祉総務費のうち移動児童クラブにつきまして申し上げます。本事業は、放課後児童クラブ等が設置されていない校区に対し、児童厚生員2名が巡回して  指導員業務を行い、設置推進を図るものであります。審査の中では「学校との連携が重要である」「指導員を育成することが事業効果につながる」などの意見があったところであり、更なる子供の安全で健やかな居場所づくりに努めるよう要望いたします。

 次に、3款4項1目 生活保護総務費に関連して、ケースワーカーの充足率について申し上げます。生活保護世帯は、近年、増加傾向にあることから、ケースワーカーの人員確保には遺漏のないよう要望いたします。次に、4款1項1目 保健衛生総務費のうちおおいた地域医療支援システム構築事業及び4款1項10目 中核病院運営推進費のうち共同利用型病院運営事業につきまして申し上げます。両事業は、小児科医不足の解消や救急医療体制維持を目的に、大分県済生会日田病院に医師の派遣を行うものでありますが、市民の不安解消のため、消化器内科などの医師の確保については、積極的な働きかけを要望いたします。

 次に、4款1項1目 保健衛生総務費のうち児童 医療費助成事業つきまして申し上げます。本事業については、先の12月定例会において、対象を中学生まで拡充する請願を採択したところであり、早急な対応を要望いたします。次に、4款1項2目 母子保健費のうち乳幼児健康診査事業につきまして申し上げます。本事業は、近年、問題となっております児童虐待の発見、防止の機会となりますことから、未受診者への連絡等を十分に行うとともに、関係機関と連携した取組を要望いたします。

 また、5歳児健診については、精密検診や県の巡回相談で対応しておりますが、発達障害の早期 発見は、非常に重要でありますことから、更なる充実を求めます。次に、4款1項3目 健康増進費のうち女性特有のがん検診対策事業につきまして申し上げます。本事業は、子宮頸がん、乳がんの検診に無料クーポン券を発行し、受診率の向上、早期発見など、女性特有のがん対策を推進するものであります。子宮頸がんについては、昨年12月からワクチン接種が開始され、有効な予防策として期待されております。しかし、接種費用が、5万円近くかかるため「接種費用の助成について検討すべきである」との意見があったところであります。

 次に、10款5項3目 地区公民館費のうち公民館運営検討事業につきまして申し上げます。本事業は、現在、指定管理者制度を導入し、公民館の運営を地域の団体に委託しているものの、様々な問題があるため、運営を行う組織及び公民館活動のあり方などを検討するものであります。検討に当たっては、今ある課題をしっかりと把握した上で見直しを行い、それぞれの地域の実情に合った公民館運営が行われるよう付言いたします。

 次に、10款5項6目 文化財保護費のうち世界遺産登録推進事業につきまして申し上げます。本事業は、咸宜園を水戸市の弘道館などとともに「近世日本の学問・教育遺産群」としての世界遺産登録に向けた取組を行うものであります。
咸宜園は、豆田や隈の町並みと一体的に評価を 受けているものであり、まちづくりを含めた歴史の掘り下げなどの取組が必要であります。また、世界遺産登録という大きな目標を持った 事業でありますことから、先に議案第4号で述べておりますように、関係する資料の収集に努め、市民一体となった取組を要望いたします。

 次に、10款6項3目給食センター費につきまして申し上げます。給食センター及び各共同調理場における燃料費、光熱水費については、平成22年度からすべて公費負担とするものであります。保護者負担は据え置くとのことであり、給食の充実を図るよう付言いたします。なお、学校給食センターの運営ついては、安全でおいしい給食の提供に支障を来たすことのないよう要望いたします。

 次に、3款3項1目児童福祉総務費のうち、認定こども園施設整備費補助金につきまして申し上げます。本事業は、幼稚園が併設する認可外保育施設と連携して、幼児教育と保育を提供する「幼稚園型 認定こども園」の施設整備を計画している2園に対し、それぞれ1,300万円を市単独で補助する事業であります。認定こども園の設置については、昨年、市が設置の意向を示して以来、議会においても様々な議論を重ねてきた問題であります。

 今回、どのような方針に基づいて予算計上されたのか。長期的な観点に立っての是非の判断また均衡のとれたものであるのか。議会が全会一致をもって採択した請願、意見書の重み等あらゆる角度から 審議した結果、行政、幼稚園、保育園、保護者などで十分な協議を行い、日田市の幼児教育、保育のあるべき姿、方向性を明確にした上で、本事業は 判断されるべきであるとの観点から、お手元に配付いたしております委員会修正案のとおり2,600万円の減額修正を行うことに、多数をもって決定いたしました。
以上、議案第49号中、当委員会にかかる部分につきましては、多数をもって修正案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第50号 平成22年度日田市国民健康保険特別会計予算につきまして申し上げます。本案は、医療費の概算見込みによる計上であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、出産育児一時金 及び 葬祭費の見込みを 過去3年の実績で行っていることについて「もっと長期の実績を用い、より正確な見込みを出すべき ではないか」との意見があったところであります。

 次に、議案第51号 平成22年度日田市老人保健特別会計予算につきまして申し上げます。この会計は、平成22年度で廃止される予定で、過誤調整等の必要経費を計上するものであり、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、議案第52号 平成22年度日田市後期高齢者医療特別会計予算につきまして申し上げます。本案は、後期高齢者医療広域連合負担金、葬祭費助成金などの年度間に必要な予算を計上するものであり、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第53号 平成22年度日田市介護保険特別会計予算につきまして申し上げます。本案は、介護サービスや介護予防サービス等の 諸費などを予算計上したものであり、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、施設入所待機者の不安に応えるため、各施設の状況を把握し、市の窓口で状況を一元管理するシステムを構築し、入所の便宜を図る相談窓口を設置することはできないか との意見の一致を見たところであります。次に、議案第54号 平成22年度日田市診療所 事業特別会計予算につきまして申し上げます。本案は、東渓診療所、上津江診療所事業に係るものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、継続審査となっておりました請願第6号 就学前のすべての子どもの教育と幼稚園・保育所の振興に関する請願について申し上げます。本請願につきましては、種々議論いたしましたが、いま少し調査研究したいとの意見の一致を見ましたので、引き続き審査いたしたく、閉会中の私ども 委員会に継続審査のお願いをいたすものであります。以上をもちまして、私ども教育福祉委員会に審査の付託を受けました 各案件につきまして審査結果の報告を終わります。

 

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