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日田市議会経済環境委員長報告 2010.9.21.

今回の市議会定例会におきまして、私ども経済環境委員会に付託を受けました議案第99号、平成22年度日田市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会に審査の付託を受けました部分につきまして、現地調査を行うとともに、執行部より詳細な説明を徴し、慎重に審査いたしました結果、次に述べます意見、要望を付し、本案は多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 

まず、7款1項2目商工業振興費、まちづくり会社設立準備事業についてであります。

本事業は、まちづくり会社の設立に向け、近年、老朽化とともに稼働率が低下し、運営が厳しい状況となっている屋形船の有効活用を図るため、現状分析や課題の抽出と解決方策の策定及び経営シミュレーションをコンサルタントに委託するものであります。

審査の中では、「まちづくり会社設立に向けて、観光協会などとの連携ができていないのではないか」「まちづくり会社は全国で失敗した例が多いが、どのように考えているのか」「屋形船の所有者である旅館の中には反対している方もいると聞くが、 関係者との話は十分になされているのか」などの 意見が出されたところであります。

執行部からは、「日田の観光資源である屋形船の有効活用を図るため、一番ベストな運営形態の構築について総合的に判断、分析できる専門のコンサルタントに委託したい」とのことでありました。委員会としては、本事業の問題点を再確認するとともに、計画に意見が反映されるよう関係者間の協議を十分に行うなど連携を密にし、事業の推進を図ることを付言いたします。

 

次に、7款1項4目 観光費のうち観光宣伝特別事業であります。本事業では、トータルデザイン顧問である河北秀也教授のデザインによる観光ポスターを福岡、東京、大阪など主要都市の駅、空港等に掲出するための経費と、神奈川県相模原市「アリオ橋本」において特産物販売と観光キャンペーンを行うための経費であります。両事業とも、九州新幹線の全線開通をにらみ、関西、関東方面において観光PRを実施することにより、日田のイメージアップを図り、観光客の誘致につなげるものであります。

さらに、地場産品の販売促進のため、大消費地である関東圏へ出展することで、更なる販路拡大が望まれるところであり、効果ある事業の推進を期待するものであります。

 

次に、7款1項4目観光費のうち椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画策定事業であります。椿ケ鼻ハイランドパークの来場者は、施設の老朽化などにより、平成12年の8万人をピークに2万人にまで減少しており、平成21年度決算では赤字を抱え、厳しい経営状況となっております。執行部からは、「来年度、大山ダムが完成し周辺道路が整備されることで、当施設へのアクセスが 容易となることに併せて、施設の現状把握や課題の分析による改修計画、利用者動向を見据えた企画運営、さらに、地域の産業、教育、芸術、文化等との連携等を盛り込んだ整備計画の策定を行う」との説明があったところであります。

さらに、現地に駐在して現状分析や調査協力等を行う専門員を、前津江産業活性化協会への委託により雇用し、業者、現場、市との連携協力を図る予算も計上されております。

 審査の中では、「専門員は必要なのか」「多額の経費を使い施設を改修して、来場者が増えるのか」「先行き不透明な部分が多すぎる」「将来の展望が見えにくい施設である」など、厳しい意見が出されました。委員会としては、周辺に類似施設もあることから、施設の縮小や近隣施設との連携等も考慮し、整備計画を策定するよう付言いたします。

 

次に、7款1項4目観光費のうちクンチョウ酒蔵活用計画策定事業であります。本事業は、岩澤重夫画伯記念美術館の整備を進めるに当たり、クンチョウ酒蔵活用検討委員会を立ち上げ、クンチョウ酒造の酒蔵群を活用した基本構想、基本計画を策定するものであります。審査の中では、「活用検討委員会に市民の代表が選出されても意見が言えるのか」「委員に著名人が必要なのか」「委員構成が漠然としている」「築数百年を経た伝統的建造物の酒蔵群であり、施設改修には多額の経費を伴うのではないか」「施設の運営が公設公営になるのか、公設民営になるのかが見えない」などの意見が出されました。さらに、「個人の所有物に対して、多額の市費を投入することに疑問がある」など、厳しい意見もあったところであります。

 委員会としては、活用検討委員会等で十分に議論していただき、維持管理費等を明確にし、将来的に安定した施設運営を見据えた基本方針の策定を行うよう強く付言いたします。

 

最後に、11款1項1目農地及び農業用施設災害復旧費であります。本事業は、710日から15日にかけての梅雨前線豪雨により、天瀬町赤岩地区で発生した地すべり災害について復旧工事を行うもので、2カ年に及ぶ継続事業となるものであり、住民の安全のため早期に工事が完了するよう要望するものであります。

 

 今回の審査に当たりましては、農業委員会費を始め、各議案について執行部の説明不足等があり、各部課長に対し口頭にて厳しく指摘を行ったところであります。

 

以上をもちまして、私ども経済環境委員会に審査の付託を受けました案件につきまして、審査結果の報告を終わります。

 

/////////////

 

今回の経済環境委員長報告について、私の自宅に市民から電話がありました。市役所の庁舎内で視聴していて、「議会は一体どうなっているんだ。」との抗議の電話です。「委員会での審議内容が全く分からない。」「厳しい指摘が無い。」などでした。

 

・・・・・

 

委員長報告について、報告を聞いた限りでは事業の中身が見えないので委員長に質問しました。

屋形船、椿ヶ鼻ハイランドパークなどについて聞くと、クンチョウ酒造の利用検討委員には、日額約20万円(6名)×6回、椿ヶ鼻では、月額50万円で6ヶ月間、専門員一人を雇うとあります。それらの人については、何度も質問したが回答が無かったとのことでした。(・・・・・・???)

 

私は、今回の補正予算のうち「まちづくり会社」を設立し、屋形船を運営する案には反対の立場で、採決では原案に反対しました。私の元には、直接、旅館関係者、観光協会、飲食店の関係者から危惧する声が届いていました。また、屋形船再興に向けた市執行部や委員会でも提案されていないプランも聞き取りしています。

 

議員の中にも、この「まちづくり会社」に反対する人がいます。採決で反対した4議員を除いてです。一般会計予算の中で提案されていますから、「議案一体」の原則で他の予算案を否定することに躊躇し、意思表示できなかったとのことでした。

 

農業委員会の議決前の事業事前着手の問題も、聞いている者にとっては、委員長報告の内容で、一体何の問題が指摘されたのか全く分かりません。室原基樹議員の委員長質問で、一部詳細が分かりましたが、市民に分かる委員長報告を作成するように気をつけてもらいたいものです。私が委員長をしていた時でも、議決前の事前着工・着手がありましたが、委員長報告で厳しく指摘してきました。馴れ合いの議会では、市民から非難・反発を受けます。

 

市民から共感を得られる議会でありたいものです。

 

最近の委員会で思うこと。執行部からの詳細な説明が聞かれなくなり、聞かれないことは教えないスタンスが目立ちます。また、前言を平気で翻すことも。

 

議会最終日のテレビ放映、委員会のテレビ放映をすると、もっと開かれた議会になるのですが。議員の中には、議会・委員会では意見を言わず議論もせずに、自己の議会報告の作成でそのことをカムフラージュしている議員もいるとのことです。

 

 

 

 

 

 

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