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日田市議会平成23年第一回定例会経済環境委員会委員長報告 2011.3.24.

 経済環境委員会委員長報告に対して、委員会審議のなかで酒蔵美術館構想の延期により、日田市や日田市土地開発公社のクンチョウ酒造に対する契約不履行行為に関する議論はなかったのか、高額な顧問料の指摘があるが具体的な内容は、三隈川の旅館街から見える森林景観整備とはどこの部分をさすのかを質問しました。

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経済環境委員会委員長報告


 今回の市議会定例会におきまして、私ども経済環境委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、審査結果の報告を申し上げます。


 まず、議案第1号日田市里の駅やすらぎの里の設置及び管理に関する条例の廃止について申し上げます。本案は、上津江町にあります里の駅やすらぎの里の廃止に伴い、本条例を廃止するもので、必要な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。



 次に、議案第7号日田市分担金徴収条例の一部改正について申し上げます。本案は、地域給水施設整備事業を施行するに当たり、当該事業に係る分担金の徴収に関し、所要の事項を定めるものであり、必要な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、今回の該当地域は、水の確保が困難な 小規模集落において、給水施設の整備を行う事業であり、同様の地域への施設整備事業については、今後も積極的に取り組むよう要望いたします。


 次に、議案第8号日田市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正について申し上げます。本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、引用条項を整理するものであり、必要な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。


次に、議案第10号日田市鯛生金山観光施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について 申し上げます。本案は、中津江村にあります鯛生青少年センターの老朽化により施設を廃止することに伴い、所要の措置を講ずるものであり、必要な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第11号県営土地改良事業等分担金徴収条例の一部改正について申し上げます。本案は、県営農地環境整備事業及び県営ため池等整備の施工並びに県営土地改良事業における負担割合の変更等に当たり、当該事業に係る分担金の徴収に関し、所要の事項を定めるものであり、必要な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第33号日田市木材加工施設の指定管理者の指定について及び議案第34号日田市林業生産活動施設の指定管理者の指定について申し上げます。両案は、地方自治法第244条の26項の規定により、現在、施設管理を委託している団体を、平成234月からの5年間、指定管理者として指定し、管理運営を行わせようとするものであり、次の要望を付し原案のとおり可決すべきものと決しました。両案に規定する施設は、過疎地域への定住促進や地域産業の育成、雇用の確保など地域振興を目的に設置されたもので、市が出資する第三セクターが管理しておりますが、今後、その役割及び施設の譲渡等を含め、施設に対する市の関与の在り方など抜本的な見直しを行うよう要望するものであります。


続きまして、議案第58号平成23年度日田市一般会計予算についてであります。


本案中、当委員会に審査の付託を受けました部分につきましては、お手元に配付いたしております委員会修正案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。


当委員会が修正を行いました部分は、714目観光費のうち、豆田地区観光拠点整備事業についてであります。本事業は、岩澤重夫画伯記念美術館活用プロジェクトチームによるクンチョウ 酒蔵(さかぐら)を活用した基本構想に基づき、豆田地区の観光拠点となる施設整備を行うため、現地・履歴調査を含めた基本設計の委託を行うものであります。


クンチョウ酒蔵については、平成232月に開催された第4回日田市土地開発公社理事会において、3月中には土地・建物の取得が行われるよう計画が進められており、当委員会には納得のいく説明がなされていない状況でありました。


本計画に対し、市議会では、「クンチョウ酒蔵活用による美術館構想に慎重な検討を求める決議」を行い、また、市長においても、酒蔵の取得を延期し、市民の理解が得られた上で計画を進めていくことの表明がなされております。


さらに、執行部の説明でも「市民の理解が得られるまで、土地を取得する時期は分からない」ということであり、本計画については、新年度において、更に市民と議論を深めた上で、再度検討すべきものであると考えます。


以上のような観点から、委員会において総合的に判断した結果、本事業に係る予算につきましては、委員会修正案のとおり2,3868,000円の減額修正を行うことに、全会一致をもって決定したところであります。


その他、議案第58号の中で、当委員会で意見、要望のありましたものについて、順次申し述べます。


まず、422目廃棄物処理費のうち、美しい水郷ひたづくり啓発活動事業について申し上げます。


本事業は、水郷ひたのイメージ向上を図るため、美化推進モデル地区の指定や監視員による巡回等を行う事業でありますが、依然としてゴミのポイ捨てや不法投棄が散見されることから、市民への啓発 活動を更に推進することを要望するものであります。


次に、425目バイオマス資源化センター管理費について申し上げます。


本施設は、生ごみや豚糞尿などの有機物をメタン発酵処理し、発生したメタンガスで発電を行う施設であります。旧日田市では、ほとんどの養豚業者がセンターに豚糞尿の持込みを行っていますが、市内周辺部の業者については、運搬費等の経費の問題があることから、持込みがなされておりません。


審査の中では、「豚糞尿の持込みを行わせるため、市の助成が必要ではないか」「松原・下筌ダムの アオコ発生の原因にも影響があるのではないか」という意見もあり、河川の汚濁防止のためにも十分な対策を要望いたします。


また、メタン発酵後の消化液については、一部しか液肥利用がなされておらず、大部分が下水道に流されている現状であり、今後の液肥の利活用拡大を期待するものであります。


次に、511目労働諸費のうち、ふるさと雇用再生特別交付金事業について申し上げます。


本事業は、全国的に厳しい雇用情勢が続く中で、地域の創意工夫に基づき、雇用機会の創出を図る取組であり、来年度で3か年が終了します。本事業の終了時には、できる限り正社員として雇用する ことが条件となっており、今後、雇用主に対し、正社員への雇用を強く要請するよう要望するものであります。


 次に、613目農業振興費のうち、獣肉処理施設整備事業について申し上げます。


本事業は、獣肉処理場を建設することにより、獣肉を商品として流通させることが可能となり、併せて、有害鳥獣の捕獲の推進が図られ、農林産物等の被害の減少が期待されるものであります。


今後、関係者と十分な連携を図り、建設場所の選定や安定した流通の確保等を行っていくよう要望します。


次に、622目 林業振興費のうち、水郷ひたの森林景観整備事業について申し上げます。


本事業は、良好な景観が観光等の地域間交流の促進に大きな役割を担うことから、主要幹線道路等の森林の眺望景観整備を図るための事業であります。計画では、高速道路沿線や夜明ダム周辺等で、間伐・除伐・枝打ちなどを実施していますが、三隈川沿いの旅館街から見える森林の景観についても、本事業で整備を行うことができないか検討を要望するものであります。


次に、714目観光費のうち旅行商品造成事業について申し上げます。


 本事業は、九州新幹線が停車する近隣自治体及び久大本線沿線自治体との連携を図り、JRとタイアップし観光客の誘致を進めるとともに、阿蘇方面の観光客を日田に誘致するため、新しい旅行 商品の造成を行うものであります。


 審査の中では、「阿蘇からの観光客を、この企画で本当に誘致できるのか」などの意見が出されたところであり、実効性のある計画となるよう慎重な検討を要望するものであります。


また、観光費のうち、()宿山(しゅくさん)散策道整備事業については、大山ダム水源地域整備計画の中の一事業として、大山ダムと共に鳥宿山を観光の名所となるよう散策道を整備し、山頂付近に湖面を一望できる展望台を設置するものであります。


 委員会としては、観光客等の利便性のため、今後トイレの設置を計画するよう要望します。


次に、715目 消費生活対策費のうち、消費生活相談員の配置について申し上げます。


 消費生活相談については、相談内容が多重債務問題から訪問販売、架空請求など、年々、複雑かつ巧妙化しており、消費者からの苦情や相談に適切に対応するとともに、必要に応じて相手方との斡旋 業務ができるような専門的知識を持ち、よりきめ細かな対応が求められています。


 審査の中では、「専門職員を育てることができるのか」「嘱託職員ではなく、正職員として配置すべきではないか」などの意見が出されたところであり、専門的な知識を持った相談員の安定的な確保を要望するものであります。


 次に、各事業の項目の中で、顧問料という名目で予算計上がなされております。審査の中で、「事業を進めていく上で、必要な経費ではあろうが、余りにも多く、考えを改めてほしい」「1か月  50万円、年間600万円の顧問料は、果たしてそれだけの価値があるのか」などの意見が出されたところであります。


 最後に、継続審査となっておりました請願第4号日田市天瀬塚田地区への牛糞堆肥もどきの投棄による水質汚染及び生活環境被害に関する請願につきまして申し上げます。
 本請願につきましては、執行部より詳細に説明を聴取し、種々検討をいたしましたが、結論を見るに至りませんでしたので、引き続き審査いたしたく、閉会中の私ども委員会に継続審査のお願いをいたすものであります。

 以上をもちまして、私ども経済環境委員会に審査の付託を受けました案件につきまして、審査結果の報告を終わります。

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