議会政務調査費について 2011.5.26.
市議会議員をやっていた立場から言わせてもらえば、福岡県議会や大分県議会の政務調査費の問題は、見ていて情けない思いになります。この様な議会に税金の使い道がチェックできるのか疑問です。税金の使い道でなく、おらが町や村に税金を投入することにしか頭が働かない議員が跋扈している議会であっては、国民の生活の向上は期待のしようがありません。
日田市議会では、政務調査費・年間24万円を設置する時は厳格に1円でも領収書の無いものは認めない。交通費のうち航空運賃は早割りなどもあり領収書を転付しないものは認めない。パソコンなどは認めないなど事細かに設定しました。しかし、県議会や他市の政務調査費を見るとアバウトなものが多く見られます。
自らを律することができない議員にモノを語る資格があるのでしょうか?大分県などは、政務調査費の問題だけでなく、大分県教員不正採用問題を見ても本来の機能を全く果たしていません。県庁ぐるみで不正の温床だったのではと思われます。
以前、佐々淳行氏の講演が日田市の市民会館であった時、大分県警緯赴任して不正事件を調べ、県内の警察署長の多くが逮捕された事を聞きましたが、その頃から一歩も進歩していなかったようです。
佐々淳行・・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%B7%B3%E8%A1%8C
大分市民オンブズマンHPから
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大分県議政務調査費 3616万返還命令 大分地裁 |
http://www.ombudsman.jp/data/110224.pdf
08/8/7 大分県政務調査費文書提出命令 大分地裁 決定書
http://www.ombudsman.jp/data/080807.pdf
・全国市民オンブズマン 政務調査費特設ページ
http://www.ombudsman.jp/seimu.html
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2011年2月24日 読売新聞
政調費3616万円「違法」 大分知事に返還請求命令
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110224-OYS1T00613.htm
2011.2.24 14:36 産経新聞
県議の政調費3600万円返還命令 大分地裁「使途資料・説明ない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110224/trl11022414390009-n1.htm
2011年02月24日 14:49 大分合同新聞
政調費3600万円を知事に返還請求
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_129852663476.html
2011年2月24日 14:55 西日本新聞
3600万円の返還請求を命令 大分県議会政調費 大分地裁判決
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228442
2011年 2月24日17:18 OBS
政務調査費返還訴訟判決
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD02240016046.html
2011/02/24 18:44 【共同通信】
県知事に政調費返還請求を命令 大分地裁
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000686.html
2011年2月24日23時25分
県議会の政務調査費 3600万円返還命令 大分地裁
http://www.asahi.com/national/update/0224/SEB201102240048.html
2011年2月25日 00:45 西日本新聞
政調費返還請求命令 原告・前進だが不満 県議・あまりに多額
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228538
2011年02月25日 09:50 大分合同新聞
領収書ない政調費支出 説明もなければ違法
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_129859522429.html
2011年2月25日 読売新聞
政調費「違法」に会派反発「返還しようにも高額」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110225-OYS1T00233.htm
毎日新聞 2011年2月25日
政調費返還請求訴訟:50メートル旅費、なぜ合法? 「条例改正は成果」 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110225ddlk44010486000c.html
2011年2月27日 10:56 西日本新聞社説
政務調査費判決 議員が率先し透明化図れ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228943
政務調査費 「所変われば認める」のか
他の議会では訴訟で違法と判断された使途も認める。望ましくないと指摘しながら返還は求めない。これでは到底、県民の納得は得られないのではないか。
福岡県議会の2009年度政務調査費(政調費)で違法支出があったとして、市民オンブズマン福岡が県への返還を求めた住民監査請求で、県監査委員が「違法の根拠は認められない」として請求を棄却した。オンブズマン側はこれを不服として、住民訴訟を起こすという。
政調費をめぐっては、大分県議会の不正支出訴訟で大分地裁が今年2月、使途を個別に判断し、約3600万円の返還を請求するよう知事に命じた。他議会でも訴訟などで「不適切支出」と認定される例が相次いでいる。今回の監査結果は、こうした流れに反するものだ。
例えば政治資金パーティー券の購入である。1月の福岡地裁判決で、福岡県直方市議会の支出が違法とされた。福岡県議会も本年度から購入を禁止している。それにもかかわらず、監査結果は「情報収集等に必要な経費」と容認した。
名刺代への支出も、大分地裁で違法判決が出たが、これも監査結果は「一定の枚数は合理性が認められる」と判断した。名刺代としては突出した8万4千円を充てていた県議もいたが、県監査委員は「相当な枚数と推定される」と枚数の多さに苦言を呈するだけだった。
年度末に駆け込み購入した60万円分の切手代なども「好ましくない」としながら、返還は求めなかった。
他の県や市で無駄遣いとされたものが、なぜ福岡県では容認されるのか。「所変われば認める」では、オンブズマン側が強く反発するのも無理はない。
それでなくても、福岡県議会の政調費支給額は1人当たり年間600万円と、九州でも群を抜いて高い。サラリーマンの平均年収(09年国税庁調査で約406万円)さえも200万円近く上回る。
北海道栗山町議会が06年、全国に先駆けて制定した議会基本条例には政調費の公開や報告が明記されている。
政調費は、政策研究や政策提言が確実に実行されるよう議員個人に交付する。議員は公平性、透明性の観点に加え、税金から支出されていることを考慮し、住民から疑義が生じないよう領収書などを添付した報告書を議長に提出する。1年に1回以上、政調費による活動状況も住民に報告しなければならない。
住民の負託を受けた議員なら当然すべきことばかりである。このような取り組みが脚光を浴びること自体、わが国の議会がこれまでいかに機能していなかったかを物語っているのではないか。
今回の監査結果は、監査委員の存在意義をあらためて問うている。
同時に、住民が監査請求や訴訟をする事態になる前に、議員自ら率先して情報を公開し、透明化を図って改善を加えていくのが本来あるべき姿であろう。議員は、このことを肝に銘じるべきだ。
=2011/05/16付 西日本新聞朝刊=