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日田市長選続報 原田さん、喜びの初当選 2011.7.15.

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  日田市長選挙の関する記事で、各社市民の関心を誘っていますが、現職の2期目で落選した市長は、今までにいません。勝因は、第一にサッカーで言うなら「オウン・ゴール、自殺点」、完全な敵失です。

 私は、今回の選挙、勝てる選挙と確信して臨みました。負け戦覚悟は、8年目で経験しています。二度も原田啓介君に負け戦・散財をさせる訳にはゆきません。

 草の根選挙なら、お手のものです。支持者も顔を見せずに、動いてくれる多くの人がいます。党派は関係ありません。(特に今回は超党派です。)独自の選挙戦略戦術ですので、多くは明かせませんが、勝てる要因は沢山あげることができます。まず、相手陣営がマスコミと女性を敵に回したことです。マスコミと女性を敵に回しては、勝てる選挙も勝てません。

 確かに、候補者の原田啓介氏を巡って周囲が動き出したのが、6月に入ってからですから、立ち遅れは歪めません。しかし、8年前の選挙で原田啓介氏の側にいて現職の大石市長に1371票差と詰め寄ったこと。また4年前の選挙では、原田啓介氏と共に新人の佐藤陽一氏を支援し、現職の大石昭忠氏に10,860票の大差で勝利したこと。いずれも二つの選挙は、「あとだしジャンケン」でした。

 この二つの選挙を分析すれば、短期決戦型の「草の根選挙」で勝てる要素が見えてきます。従来型の、人の意思を見視して上から押さえつける組織型選挙に頼るようでは、皆さんが望むような民主的な政治は得られません。

 今回の選挙を契機として、上から抑えつけながら自治会組織を利用して後援会を組織し、人権無視の役職割り当て、従わない者には、「村八分」的な対応をする選挙風土を一掃してもしいものです。

 また、選挙事務所に詰める人間を地域に割り当て、炊き出しも強制するようなやり方は、前世紀の遺物です。

 応援して利益供与を受けるやり方は、これからの新しい国づくりには適しません

 

  アーノルド・トインビーは、言っています。

 票を求めるために政策を実行すれば、衆愚政治に陥る。

 そして、国家は滅びると。

 

 ・・・・・毎日新聞から・・・・・・

選挙:日田市長選 原田さん、喜びの初当選 「市政に新しい風起こします」 /大分 

 任期満了に伴う日田市長選は10日投開票され、無所属新人で会社役員の原田啓介さん(52)が再選を目指す無所属現職の佐藤陽一さん(62)を破り、初当選した。選挙戦で「独断専行の佐藤市政」を断罪して急追。現職批判票をまとめ上げ、1695票差でかわした。同市で現職が1期で降板するのは初めて。当日有権者数は5万8062人、投票率は64・33%(男63・62%、女64・94%)で、前回(77・40%)を約13ポイント下回った。【楢原義則、深津誠】

 原田さんは12日に当選証書を交付され、初登庁は8月5日

 一夜明けた11日の記者会見で「改めて責任の重さを痛感する」。勝因は「施策の説明責任を果たさず、経営感覚に乏しい現職の敵失」と分析し、「独断専行、官僚的な市政を反面教師とし、市民、市職員の知恵を借りながら全員野球で開かれた市政に」と述べた。

 選挙戦で焦点になったクンチョウ酒蔵群の美術館転用問題について「伝統的建造物の酒蔵は保存が必要だが、美術館への活用はいったん白紙に戻す」、屋形船を公有化するまちづくり公社構想も「屋形船文化は残すべきだが、公的運営はあり得ない」と改めて精査する考えを示した。

 市民参加の事業仕分けは、来年6月ごろをめどに導入する方針。市内に市営、民営の2ケーブルテレビ局が混在する情報格差問題は「番組の相互乗り入れを検討し、将来的には公設民営の1局化が望ましい」と述べ、費用対効果重視の市政への転換を強調した。

 ◇佐藤さん「私の不徳」

 同市三本松の原田選対事務所。午後10時すぎ、「当確」の報が飛び込み、詰めかけた支持者約80人から歓声と拍手の嵐。ゼロからスタートした短期決戦をしのぎ切った末の勝利。原田さんはもみくちゃになりながらガッツポーズで祝福に応え、「責任の重さを痛感。市政に新しい風を起こします」。石松雅彰選対本部長も「皆さんの支援のおかげ」と真っ黒に日焼けした顔をくしゃくしゃにした。

 一方、同市玉川町の佐藤さんの後援会長が経営する木工会社の広場。再選の喜びをはじけさせるはずだったが、届いたのは敗戦の報。間もなく着いた佐藤さんは「なんでこんな結果になったのか信じ切れないが私の不徳のいたすところ。申し訳ない」と頭を下げ、顔に疲労感をにじませた。

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 ■解説

 ◇「ヤマが動いた」 女性票が後押し

 組織がない、金もない手弁当の新人の草の根選挙が、現職の組織型の厚い壁を打ち破った。勝敗を分けたのは、主婦など女性票。投票日3日前から変化が表れ始め、原田氏が訴える「佐藤市政の無駄遣い」「独断的な行政手法」に敏感に反応。個々人、グループごとに顕在化して「市政チェンジ」の呼びかけの輪が広がった。

 原田氏の立候補表明は、わずか告示2週間前。担ぎ出した現市政批判勢力を含め、てんでんばらばらで、組織の体をなさず、「後援会」の体系化を断念した。選挙資金から食料までカンパや手弁当。「多くいるはずの勝手連」も、どこにどの程度いるのか見当がつかず、「負け戦」覚悟のスタートだった。

 「ヤマ(女性票)」が動き出したのは、原田氏が「ばらまき市政の排除」「開かれた市政実現」を訴えた総決起集会翌日の7日。

 巨額投資が見込まれるクンチョウ酒蔵群の美術館転用問題、費用対効果がない相模原市での日田物産展、採算性が疑われる屋形船公有化などのまちづくり公社設立構想などが、家計のやり繰りに追われる主婦らを怒らせ、現職の2期目への危惧と「原田支持」の電話が飛び交って大きな奔流になった。【楢原義則】

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