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第145号 2011.11.18発行

2011年11月18日発行 第 145 号
TEL 090-3987-3903
メールアドレス
mimela@olive.plala.or.jp
発行責任者 佐々木茂美
カミナリハムシが日田でもオオマツヨイグサを食っていた
南の島からの贈り物 オオクビボソハムシLema pectoralis unicolor
日田市中ノ島町の三隈川河川敷 オオマツヨイグサが生えている場所 オオマツヨイグサのロゼット 葉上のカミナリハムシAltica cyanea
11月中旬、市内の三隈川河川敷を歩いていて、オオマツヨイグサのロゼット上に青色に光るカミナリハムシを見つけました。体長も5mm前後と大きく、ほんの30cm範囲にあるオオマツヨイグサのロゼット5株から都合50頭くらいを採集しました。帰宅して♂交尾器を視てみると、まさにカミナリハムシAltica cyanea でした。広い河川敷でオオマツヨイグサは狭い範囲にしか生えていませんし、食痕のあるロゼットもそこだけでした。食っている場面は見られませんでしたが、オオマツヨイグサの傍に生えているシロツメクサにも食痕があったのはどう考えてよいのでしょうか?シロツメクサは河川敷の至る所に群生していましたが食痕のあるものは他には見当たりませんでした。元来、食草とされるチョウジタデはこの河川敷にはなく、オオマツヨイグサをホストとしていることは間違いありません。Alticaの仲間の数種がオオマツヨイグサから得られますからこの属のものが好む植物なのでしょうね。
カミナリハムシ ♂交尾器(背面・側面・腹面)
昨日、帰宅したら石垣島に居る廣川典範氏からの封筒が届いていました。数日前「これまであまり知られていなかったハムシと思われますので個人的に紹介します.名前をオオクビボソハムシと言います.齧っているランはコウトウシランというものです.大きいので12mm近くあります.最近の撮影です.きれいでしょ?」というメールと左のランの茎上で交尾中の写真を送って頂きました。昨日の封筒には標本が入っていて、実物を見てビックリ!別属のアカクビナガハムシを一回り大きく、黄色にした個体です。学名はLema pectoralis unicolor Clarkとのこと。ハムシ成虫幼虫図鑑には図版が載っていますが不鮮明で良く判りませんね。シンガポール原産で東南アジアに分布する種のようで、石垣島からは21年前に平野さんが報告しているそうです。
ハムシ交尾器2種(背面・側面・腹面)
武さんの面白写真館 ①
左からコケムシの1種(宇目町杉ケ越)、ホソヒサゴホソカタムシ Glyphocryptus toyoshimai(尾平)、クロセスジハムシ(黒岳)、ジュズモンハネビロウンカ♀
屋久島産アギトアリ、スカシハゴロモモドキ Pisacha naga♂
我が盟友三宅 武氏はいつまでも元気です。その証拠に次々と珍種を採っては「面白いものを採った」と写真合成技術を駆使して送ってきます。こちらも負けじと採集には行っているのですが、ご老体には歯が立ちません。写真だけでもここに紹介しておきます。実はまだまだ沢山の珍種の写真が送られて来ていますが、徐々に載せて行こうと思っています。
コクロアシナガトビハムシLongitarsus morrisonus(1.8mm)
キバネマルノミハムシHemipyxis flavipennis(4.8mm)
先号で上小竹の畑で採ったコミヤアシナガトビハムシを紹介しましたが、同所でコミヤによく似た2頭を見つけました。体色は黒く艶があります。交尾器を出すとコクロでした。キバネはついでに紹介しておきます。

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