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日田博物ニュース 2012.05.04.

2012年4月30日発行 第 148 号
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メールアドレス
mimela@olive.plala.or.jp
発行責任者 佐々木茂美
平成24年度大分昆虫同好会総会で意欲新たに
ヤクシマオナガカエデの葉を巻く虫の正体が判明
パワーポイントで映し出される映像に作成者(三宅)の苦労が伺えます。同好会の歩みの映像には懐かしい「デガシラナガシンクイムシの仲間のキキカイカイ(現在は標本なし・依然未記載種)が、私には結成当時から庄内町黒岳や九重町飯田高原、直川村・・・と採集を共にした会長はじめ多くの会員との採集行が脳裏に走馬灯のように思い起された楽しい講話でもありました。
それにしても九州で一番遅く結成された同好会が、ここまで成長したのは中島三夫前会長、三宅現会長の統率力の一言に尽きます。会員諸氏の採集意欲を掻き立て続けてきた訳ですから・・9000種に到達するのも間近ですね。
会議風景 通常どおりの活動報告・活動計画・役員改正・・・と1人1話。今回は大分県版レッドデータブックの作成経過なども報告されました。
三宅会長の講演風景と聞き入る会員たち
会議の締めくくりは、というよりもメインは三宅会長の特別講演でした。同好会の歩みから現在まで県内で採集確認された種数(8335種)、すでにこの日の段階で10数種は増加していましたが、会員の意欲と連携によって多くの種が続々と採集確認されているのを聞きながら会員諸氏に感謝する思いでした。
4月22日、大分市の国交省施設「ななせ館」で平成24年度の総会が開催されました。久しぶりに顔を見る方や新入会者もいて、楽しく過ごせました。私は往復4時間半の長旅に少々疲れ気味でしたが(年令を痛感)、新たな採集意欲を掻き立てられる会合でもありました。
一昨年から日田市殿町上小竹尾の植物研究家の神川 建彦氏から「庭に植えてあるヤクシマオナガカエデの葉が毎年何者かに食い荒らされて・・・」と尋ねられていた。「オトシブミの仲間の仕業ですね」と答えていましたが、正体を掴めずにいました。ところが4月21日、まだ例年の半分しか巻かれていないことから「いるかも?」とすくってみるとイタヤハマキチョッキリByctiscus venustusでした。雌雄共同で仲良く?葉を巻く作業も観察、撮影もできました。カエデ類を巻く体長8mm前後の大型?美麗種ですが、そんなにどこでも採れる種でもありません。春先以降は時折ビーティングで採れる種です。


クロボシトビハムシの無紋型は別種に見えます
三宅 武氏から同定依頼のあったLongitarsusの標本写真、交尾器(背面・側面・腹面)と
クロボシトビハムシ通常型(日田市殿町釜ケ瀬林道産)Longitarsus bimaculatus (2mm)
不明ゾウムシの名前が判明
最近、ゾウムシの箱を少しずつですが整理していますが体中に棘のある微小ゾウムシが出てきました。採集年は1983年直川村産です。三宅 武氏に調べてもらうと「丁度私も湯布院で採っていて同じものです」という返事でした。
写真は三宅氏の採集品
チビクチカクシゾウムシDeiradocranus setosus (Morimoto) 1.8mm

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